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五感コントローラー

【ラジオ体操54日目】

こんにちは。
電車など公共の場でイチャつくカップルに、昔はイライラしていたけれど、最近はほっこりするようになったコマリストです。


今日は『五感と感情』というテーマで書いていきたいと思います。


全く同じ店で同じ店メニューを頼んだのに、ものすごく美味しく感じる時と、そうでも無い時ってありませんか?


もちろんそもそもの味が違うパターンもあると思いますが、別の力が働いていることの方が多いと思います。


味覚と感情

いつもより美味しいと感じる時はどんな時かを考えてみます。


1番単純なのは、めちゃめちゃお腹がすいている時ですね!こういう時は、何を食べても美味しいので、『空腹は最高の調味料』なんて言われたりします。


それ以外では、仲の良い友人や、大切な相手と食べる時。


この時は、”楽しい”とか”幸せ”という感情が良い意味で味覚を狂わせていて、普段以上に美味しいと感じますよね。


逆に、感情が美味しさを感じさせなくなるということもあると思います。


究極にイライラしている時やストレスや不安を感じている時、恐怖を感じている時などは、味を全く感じなくなることすらあります。


明らかに、感情は『味覚』に影響する。料理人の腕以上に、本人の感情をコントロールすることが重要になるのかも。

聴覚と感情

では、他の五感はどうか。


例えば聴覚については、ものすごく騒がしい店内にいたとしても、目の前の相手の言葉が聞き取れます。


これ、実は感情とは関係なく、”カクテルパーティー効果”という人間の持つ1種の能力のようなものです。


ただし、あまり好きではない相手だったり、グチばかり話す相手だったりすると、こちらに”聞きたくないな”という感情が生まれます。


すると、どうなるか?
結論としては、カクテルパーティー効果が働かなくなったりします。結果的に、感情が本来持っている能力を抑えて、聴力が都合よく低下する。


もちろん、逆の場合もあって、話しているのが楽しいと思える相手との会話の時は、”もっと聴きたい”という感情が生まれます。


こうなると、周りの声なんて聞こえないんじゃないかというくらいクリアに相手の声を聞き取れる。


面白いですよね。結果、聴力そのものが変化していないのに、感情が聴覚に影響を与えてしまうということです。

その他の感覚と感情

長くなりそうなので、『視覚』『触覚』『嗅覚』はまとめて考えてみます。


冒頭でも紹介したような公共の場でイチャつくカップルを見た時、自分自身が穏やかな気持ちだったり、幸せな気持ちだった場合には、イライラなんてしないですよね。


”見えているものは同じ”はずなのに、感じ方が全く違う。こんなことはほんとに日常的に経験していると思います。


嗅覚にしても、大好きな相手の匂いには嫌悪感どころか好意を覚えるはずで、明らかに感情が影響します。


触覚も、全然知らない相手と体がぶつかったりしても、ほとんど何も感じないのに、大好きな相手に触れられると色々と”敏感”に感じたりします。


つまり、感情は全ての五感を強くも弱くもする働きを持っているといえますよね。


時には、アクセルとして働き、そして時にはブレーキとしての役割を担う。この感情を意識してコントロール出来れば、自分の能力をあげることも可能だと思うんです。

まとめ

今日は『五感と感情』というテーマで、五感の全てが感情によって大きく影響を受けているということについて書いてきました。


以前にも書いたように、私にはあまり”怒り”の感情がありません。


といっても、イライラすることはあるわけで、そんな時には、特に味覚と聴覚に影響を受けてしまいます。


自分でもなかなかコントロールすることが難しいですが、これを制御することが出来れば、成長速度は格段に早まると感じます。


そして、意図して他人の感情に影響を与えられれば、相手の成長を早めることも緩やかにすることも可能です。


そんな絶大な力を持つ感情と五感の関係を正しく理解して、自分自身のためはもちろん、誰かのために活かすことができるようになれたら素敵ですよね。


ちなみに、感情が五感に影響するなんて、何となく、誰でも当たり前に感じてきていたことだと思いますが、noteに書いて言葉にしてみると、なかなかに気づきがあって面白いですよ!

じゃ、またね!


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