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最強の立場を使い倒せ!
【ラジオ体操200日目】
こんばんは。
noteの毎日投稿チャレンジに、サブチャレンジ的なポジションでスタートしたラジオ体操が200日連続という大台に突入して、そろそろNHKからオファーが来るんじゃないかと思っているコマリストです。
今日は『リスクを抑えてスタートする』というテーマで書いていきたいと思います。
ほんの数年前までは、良い高校・良い大学を卒業して、公務員や大企業などの安定した職に就くのが最も成功したパターンのように言われていました。
けれど、ここ数年間は大企業が全ての社員を一生面倒見ていくのは難しいと”副業解禁”に踏み出したり、銀行が大規模の人員整理を行ったり、行政の人員削減が行われたり、、などなど、これまでの成功パターンが通用しなくなってきているように感じます。
これと並行するように、今やここ数年に例を見ないほどの起業ブームが来ていて、欧米と比較すればまだまだ低いながらも、学生のキャリア選択の一つに「起業」が加わるようになっています。
さて、皆さんは「起業」に興味がありますでしょうか?
今日は、割と相談を受けることが多い”起業”に関して、ゆる~い起業をおススメするというお話です。少しでも起業に興味があるという方だけ、読んでみて下さいね。
それではいってみましょう!
起業とリスク
日本の起業率が低い理由は何だと思いますか?
金銭的な問題や、リスクを嫌う傾向、周囲の環境や、法整備、情報の過不足、スキルの問題、マインドの問題などなどあげればキリがないほどたくさん出てくると思います。
この中でも、特に私が思う日本の起業率が低い原因は2つあります。
その2つとは、
①起業に関する知識を得られる環境が圧倒的に少ないこと
②”起業=リスクが高い”と決めつけていること
そもそも一般的に社会人になるまでの18年もしくは22年の間に、起業に関する情報を教えてくれる環境は今の日本にはほぼ皆無です。
学生自身が興味をもって、情報を取りに行けばもちろん情報提供者はいるし、本来は学生であることを強みとして活用すれば、どんどん挑戦をさせてもらえる可能性も高い。
けれど、誰に相談すればいいのか分からないという学生がほとんどだし、親や周りの大人たちに聞いたら、「良い企業に就職すること」を勧められてしまうケースが多いので、起業に対するモチベーションは維持しづらい。
インターネットを活用して情報収集すれば、それなりの情報を得ることは出来るものの、どれが正しい情報なのか判断できないほど情報が溢れているし、「起業したい人」をカモにするような詐欺も多いので、リスクが高い。
更にそもそも分からないことに挑戦しようという不安が大きいメンタルの状態で、「10年続くベンチャー企業は6.3%」なんていう情報が出回っているものだから、起業に対するリスクを過度に捉えてしまっている。
確かに、統計的な数字に基づく情報なので、誤った情報ではないかもしれません。けれど、日本は100年以上継続する企業が世界で一番多い国であるということも事実なんです。
ということで、就職よりも起業が良い!というつもりはありませんが、もう少し入り口のハードルを下げて捉えてもいいんじゃない?と個人的には思っているわけです。
サラリーマンは最強です!
さて、入り口のハードルを下げるというのは具体的にどんなことをすればいいんですか?と聞かれそうなので、答えを先に。
ハードルを下げる方法は、
”副業から始める”ということです。
そもそも、大企業を含めてたくさんの企業が副業を解禁し始めている環境において、これを利用しない手は無いですよね。
言葉を選ばずに言えば、仕事の成果を問わず、最低限のお金を受取ることができるサラリーマンという立場は、ハッキリ言って最強です。
いくらやりたいことがあるからといって、最強の立場を投げうって、0から起業にチャレンジするのはもったいない。
そもそも、先ほど書いたように0からビジネスをスタートした場合の生存確率は10年後に6.2%なんです。
そして、起業に失敗した人は再就職するのが難しい!
そりゃそうですよね。どう考えても扱いにくいですやん。しかも、運よく再就職できたとしてもチャレンジ前よりも待遇が悪くなるのは目に見えています。
であれば、せっかくサラリーマンとして一定の収入を得られているのであれば、それを維持したまま週末だけでも良いので副業からスタートするのがベストです。
休みの日は身体を休めたいじゃん!!
と思った方、そう思うのであればそもそも起業はおススメできません。起業すれば営業、経理、生産活動、顧客対応、仕入れ、取引先管理などなど基本的には全て自分の責任です。
なおかつ、年金だったり保険だったり諸々を会社が半分負担してくれません。というより自分が会社側なので、会社負担分として支払うのは自分です。
つまり、金銭的にも時間的にも責任が重くなるのは絶対です。それでも実現したい夢があったり、生活スタイルがあるからこそ起業に挑戦するはずです。
いつもながら、話が逸れました。。
ゆる~くいけば、いくない?
本題に戻しますが、会社員として仕事を継続しながら、副業として立ち上げたいビジネスをスタートする。
これ、うまくいかなかったら辞めればいいんです。辞めたって、元の生活の戻るだけだし、誰も困りませんよね。
こんな状態だったら、退職して起業した人が実行できないようなチャレンジングなトライアルなんかにも積極的に取り組めるはず。
そして、思惑通りうまくいきはじめて、週末の時間だけでは足りなくなって、平日の夜間を使うようになって、それでも回らなくなったら誰かを雇用すればいい。
このあたりまで来ると、本業の収入と同等レベルかそれ以上には収入を安定的に得られる状態になっているはずです。
で、このタイミングで初めて”本業を退職するかしないか”を選択する。
別に、退職しなくてもいいんです。雇用したスタッフだけで回せるような仕組みを作ってしまえば、自分は本業を継続していてもその業務は回る。
会社組織にしたければ、誰かを社長にして自分はオーナーという立場で関わればいい。株式をすべて掌握しておけば、別に社長である必要は無いんです。
そして、どこかのタイミングでどーしても退職したくなったら、退職すればいいんです。
ここまでやっておいた上で退職すれば、自分がオーナーである会社は自分が仕事しなくても収入を生んでいる状態なので、本業の時間は別のことに充てることができますよね。
もうね、このくらいゆる~く考えて起業に挑戦したほうが良いと思うんです。
本業はいつ辞めてもいいし、辞めなくても良い。
失敗しても、元の生活に戻るだけ。
これまでのわりと体育会系な”起業”のイメージとは結構違いますよね。
副業が認められ始めている今だから取れる第三の選択肢ともいえるかもしれません。
そして、この選択肢は「退職して0から起業する」という典型的な体育会系コースを選択して、なかなかに苦労を強いられてきたし現在進行形で苦労している私だからこそ、思うことでもあります。
組織人としてうまくやれる能力があったら、退職せずにやればよかった!
心の底からそう思ってます。社会不適合者なので、どのみち無理だったかもしれませんが(笑)
何かの参考になったら嬉しいです。
じゃ、またね!