自責の人生〈114/1000〉
【ラジオ体操419日目】
『ニコチンレス140日目』
こんばんは。
1回の失敗が大きなストレスになって、自分には無理かもしれないと諦めたことが何度もあるコマリストです。
今日は『失敗した時こそ』というテーマで書いていきたいと思います。
仕事でもプライベートでも、新しいことを始めたり、部署異動になった時なんかは失敗することが結構多いと思います。
ということで、もうすぐ新年度が始まるので、日本中で失敗が量産されることになります。
失敗することは誰にでもある。
大切なのは失敗した時にどう振る舞うかだと思います。
自分が失敗した時、心掛けていることは、あったりするでしょうか。
今日は、失敗をもみ消そうとしている姿があまりにも痛々しくて、思わず謝ることをおすすめしてしまったというお話です。
これから新天地での活動をスタートする皆さん、失敗を恐れるのではなく、失敗した時の振る舞いに気を付けて下さい。
ありえない対応
まずは、実際に私の身近なところで起きた残念な事例を1つご紹介します。
とある団体から専門家として業務委託を受けているYさんのお話です。
Yさんが委託を受けている仕事は、県内の100社前後の企業を担当として受け持ち、サポートを行うというもの。
その業務の一環として、月に1社『イチオシ企業』を選び、記事を書いて紹介するというものがあります。
企業としての取組みや、歴史、どんな思いで事業運営を行っているかなどを紹介する記事を書き、専用サイトに掲載をする。
専用サイトに記事がアップされたら、団体が運営する組織の会員企業にメルマガが配信される。
Yさんの仕事は、期日までに取材を済ませて記事を投稿し、メルマガの本文を作成して団体の担当者に引き渡すところまで。
これを受け取った団体職員は、記事およびメルマガの中身を確認し、必要に応じて加筆修正を求める。
修正がなければ、記事がアップされる翌日のお昼時にメルマガを配信する。
ちなみに記事の方は、Yさん側でアップロード予約を入れるので、団体職員が作業を加える必要はありません。
ただし、メルマガに関しては団体職員が配信しなければ、送られることは無い。
ここまで書いたら何となく察しているかもしれませんが、直近のYさんのメルマガが配信されなかったんです。
しかも、Yさんは期日を守っていて、トラブルがあった訳でもありません。
ただただ、年度替わりで担当者の入れ替わり等があって忙しくて、『忘れていた』だけ。
#よくある話
#最初から忘れてたと言えばいいのに
これを客観的に聞いた私としては、今すぐにでも配信した方が良いと思ったんです。
ですが、団体職員の対応は、
『遅くなっちゃったから今回は配信するのやめておこう』でした。
#控えめに言っても
#あまりにも酷い
私が決裁権を持っている訳では無いので、私からは「今後のためにもYさんに一言伝えておいた方がよい」とだけ伝えました。
これに対して返ってきたのは、
「直属の担当者から伝えてもらうようにします」だった。
#責任逃れ
#ちゃんと向き合いなさい
あのね、これは本当に無いです。
私がYさんなら、次回の記事はアップしないです。
真摯に仕事をしたYさんに対しての対応があまりにも失礼すぎる。
失敗することはしょうがないとして、その後の対応がヤバいですよね。
失敗はしてもいい
さて、事例として紹介した団体職員の対応に、何を感じたでしょうか。
実はこの方、団体の中では若手であり、Yさんの記事が入稿された時期にはコロにゃんで自宅待機させられていました。
そんなこともあってなのか、”自分は悪くない”というオーラを全面に押し出していました。
私はこの方の上司でも部下でもないので、特に何も言いませんでした。
ですが、人として伝えるのであれば、
「(今からも含めて)本当に出来ることは無かったのか?」と問いたい。
責任逃れしたい気持ちは誰にだってあります。
自分を守りたい気持ちは誰にだってあります。
それは良いんです。
そして、何より”忘れていた”なんてことは人なんだから1度や2度はあってもいい。
大事なのは、失敗に気づいた時にどう振る舞うのかだと思います。
自分の失敗に気づいた時、責任逃れしたい気持ちや、自分を守りたい気持ちを優先した行動をしたらどうなるのか。
せっかく築き上げた信用は、簡単に崩れます。
今、この瞬間だけは逃げた方が得かもしれません。
けれど、その得が効果を発揮するのは一瞬だけ。
次の瞬間にはマイナスの要素として、自分以外の全員に刻まれてしまう。
自分”だけ”が悪いわけじゃなくても、一言「申し訳なかった」と伝えたら済む話です。
たった一言を伝え無かったがために、信用を無くしてしまったという人をたくさん見てきました。
かく言う私自身も、過去にはそんな失敗を山ほど経験しています。
これから先も、これを繰り返さないという自信はありません。
だからこそ、今回のケースを他人事としてでは無く、自分事として捉えて、私自身の身の振り方を考えようと思います。
簡単では無いですが、出来ることから始めていこうと思うので、共感してくれた方は、是非共に自責の人生を歩んでいきましょう。
じゃ、またね!
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