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棚上げの術<677/1000>

【ラジオ体操978日目】
【ニコチンレス生活699日目】
【ボイストレーニング82日目】

こんばんは。
人にアドバイスを求められた時に、お前が言うな!と考えてしまう人は人生を7割くらい損していると思っているコマリストです。


コンサルタントは自分で経営をしたことが無い癖にえらそうにアドバイスなんてしやがって、何様のつもりなんだ!!


かつて、私が名乗りたくもないコンサルタントとして他人から紹介されていたことのお話。


コンサルタントという言葉が独り歩きしていて、〇〇コンサルタントという職種の人が山のように生まれては消えていました。


今でもある話ですが、コンサルタントという肩書きを名乗るだけで”怪しい”とか”詐欺師”みたいに見られることって業界あるあるだと思います。


大手と呼ばれるF創建さんや〇ッキンゼーさん、ボ〇トンさんにアク〇ンチュアさんなどなど、本当に血のにじむような努力をして、死ぬほど働いて、成果を上げて、誰もが知っているようなフレームワークを生み出したりしているのに。


では、こういったものすごい成果を上げているコンサルティング会社で働くコンサルタント達は、経営者としての経験を持っているか?


答えはもちろんNOです。


では、なぜ成果をあげられるのか?
これは、スポーツに例えると分かりやすいと思います。


野球でメジャーリーグまで行って活躍した選手。
サッカーで海外有名チームでMVPになった選手。
テニスのウィンブルドンで優勝した選手。
ゴルフでグランドスラムを成し遂げた選手。


こういったスーパーアスリートは、指導者として必ずうまくいくのか?


この場合の”うまくいく”というのは、指導した選手が結果を残すことが出来るということを指します。


答えは、「分からない」だと思います。


名選手が名監督(コーチ)になるということだってもちろんあります。


だけど、そうでないケースの方が圧倒的に多いわけです。


理由は単純で、プレイヤーに求められるものと指導者に求められるものが違うから。


というわけで、経営をしたことはなくとも、経営を支援したことがあれば、それは専門スキルを持っていると言える。


でね、ここまでは当たり前のことを回りくどく書いてきただけの事なので、今さら説明することですらないと思います笑
#前置き
#長すぎ問題


今日のメインで取り上げたい問題は、アドバイスをもらっても上手くいかない人が持っている特徴について。


この特徴が見られるのは、特に、元々相手のことをよく知っている状態での相談です。


せっかく相手から、本当に効果のある具体的なアドバイスをもらっているにも関わらず、目の前の相手が実践できていない内容だった時に、すんなり入ってこなかったという経験ありませんか?


個人的には、あれが本当にもったいないなと思っていて、アドバイスする側にとっても受ける側にとってもマイナスでしかないと思うわけです。


アドバイス内容について、全て自分ができていることしか助言しないとなってしまうと、本当は解決できるのに、余計な感情に邪魔されて解決策を伝えられなくなります。


受ける側も、素直に実践できないから、当たり前だけど成果には繋がりません。


そもそも、そんな聖人君主みたいな人は存在しないのにね!
#完璧なアドバイスがほしいなら
#宗教に入るといいよ


他人にアドバイスする時も、アドバイスを受ける時も、自分自身や相手自身のことは棚上げして、目の前の相談内容に最適な解だけに集中すること。


これが、互いにとって成果をあげる近道になるはずです。

じゃ、またね〜!


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