3分間スピーチ<733/1000>
【ニコチンレス生活755日目】
【ボイストレーニング137日目】
こんばんは。
今年、最も成果に直結したと言える鴨さんの講座の最終講が明日に迫っていて、終わってしまうことに鴨ロスを感じているコマリストです。
明日の11時~18時に鴨さんの講座の最高峰と言われているDSA(ダイナミックスピーキングアカデミー)の第4講があります。
3か月間に亘って受講してきたDSAも明日が最終稿。
明日の講義の途中で、全ての講座生が集大成としての『3分間スピーチ』を披露することになります。
今日の日中に、明日スピーチする原稿が仕上がったので、note記事に残しておこうと思います。
タイトルは『本気』
過去記事を読んでくれている人なら、何度か読んだことがある内容だと思います。
私自身の仕事をエピソードで伝える3分間スピーチです。
↓↓ここから原稿です↓↓
19年前の冬。
私の人生を大きく変えた一つの出会いがありました。
当時の私は、大学受験に失敗し、小学生の頃から抱いていた『お医者さんになる』という夢を諦め、毎日を何となく過ごすだけの大学生でした。
そんな私がアルバイトを始めたのは地元のパチンコ屋さん。
当時の私は知る由もありませんでしたが、このパチンコ屋さんは減り続ける売上に悩んでいました。
頭を悩ませた経営陣が藁にもすがる思いで再起を託したのが大阪のコンサルティング会社。
そして、やってきたのがコンサルタントの岩城さん。
この人との出会いが、私の人生を大きく変えることになります。
岩城さんは、18あった店舗を一気に5店舗まで減らす大改革を進めていきます。
そして、残ることが決まった5店舗は全て改装し、新たなスタートを切る!
そのフラッグシップ店として選ばれたのが、私がいた店舗でした。
この時、遊技台を含む店舗の内外装を全て変えたことはもちろん、そこで働く私たちスタッフも2週間にわたる地獄の研修を受けることになります。
この研修で、伝えられたメッセージはたった一つ。
『お前の本気はそんなものか。』
このたった一つのメッセージを体現すべく、全てのスタッフが本気で声を張り上げ、本気で頭を使い、本気で接客をマスターした。
そうやって迎えたリニューアルオープンの日。
店舗に立つ全てのスタッフが堂々と胸を張り、自信に満ち溢れた笑顔でお客様を迎える姿を、私は今でも忘れられません。
あの日、オープンの瞬間に、声が枯れていないスタッフは誰一人としていませんでした。
あの日、前日に2時間以上睡眠をとったスタッフは誰一人としていませんでした。
スタッフが本気になったあの日。
会社創業以来、最高の売上を叩きだした。
『お前の本気はそんなものか。』
あの日の岩城さんの言葉は、夢を失っていた私に『こんなコンサルタントになりたい』という人生で2つ目の夢を与えてくれました。
それから10年かけて、30以上の職業を自ら経験し、現場の感覚と、そこで使われている言葉を学んだ私。
独立してからも、“もっとできるはずだ”と自分を鼓舞し、学び続け、年間200名以上の経営者と出会い、話を伺い、共に夢を語ってきました。
あの日思い描いた『こんなコンサルタント』には、まだまだ到達できていません。
だけど、関わって頂く会社の皆様が、「私たちならもっとできる」と心から信じ、本気で夢を追いかけられる組織作りに少しだけ力を貸せるようになりました。
もしも今、何となく未来に不安を感じていたり、本当にこのままでいいのかと悩んでいるのなら、30分でいい。私に話を聞かせてもらえませんか?
『お前の本気はそんなものか。』
以上。3分間スピーチでした~。
明日が楽しみです。
じゃ、またね~!