ドキドキの発表会<206/1000>
【ラジオ体操509日目】
『ニコチンレス生活230日目』
こんにちは。
支援している企業の社員さんが、自分たちの考えをまとめて役員にプレゼンすることが決まり、ピアノの発表会を見に行く保護者の気持ちになっているコマリストです。
今日は『自分の時よりドキドキする』というテーマで書いていきたいと思います。
明日の午後に、今年の3月からSDGs活動への取組みを行うために立ち上げたプロジェクトメンバーの発表があります。
いつもは、自分自身が登壇して話をすることが多いので、あまり緊張することもなく、普通に話が出来るわけですが、今回は、なにやらものすごくソワソワしています。
今日は、自分が当事者になる場面には慣れてしまったけれど、支援している相手が主役になることは、自分のことよりも緊張してしまうというお話です。
きっと、子供の発表会を見に行く親さんはこんな気持ちになっているに違いないと思っていたりするんですが、どうなんでしょう。
メンバーたちの奮闘
さて、明日プレゼン当日を迎える社員さんたちとの出会いは、今年の3月でした。
会社の方針として、SDGsを経営に取り入れることで採用力の強化や事業の拡大を図りたいという目的をもって、ご相談頂いてから約半年。
この会社がすでに取り組んでいる内容の洗い出しと、SDGsのゴールとの紐づけを行いつつ、何が不足しているのかという評価をするところからスタートし、その結果を含めてSDGsに関する知識の勉強会を3月に実施。
その後、具体的な取組みを進めていくためのプロジェクトメンバーとして、女性リーダーを中心に社内の部署を横断して集められた5名が今回の主役です。
4月から、2週間に一回のペースで集まり、色んなことを話し合い、初めて触るパワーポイントに苦戦しながらもなんとかプレゼン資料を作り上げたメンバーたち。
活動を行う上で、役員の許可が必要になる取組みについて、明日の発表後に実施許可を取りたいという目的をもって臨みます。
メンバーがテーマとして掲げているのは
『働きやすい職場づくり』
働きやすい職場って、具体的にどんな職場のことなのか?という問いかけに真剣に向き合って、メンバー間で働きやすい職場を定義するために費やした時間は2か月!
これくらい言葉に拘りをもって、自分たちの職場を良くすることに真剣に向き合っているメンバーの姿を、ずっと見てきました。
普段は、目の前の仕事に追われているので、足を止めて真剣に会社について考える時間を持つことがなかったメンバーたちにとって、2週間に一度のミーティングは苦痛だったかもしれません。
#だんだん笑顔になる
#私の楽しみになっている
それでも、誰一人欠けることなく、私から出される宿題にも真剣に向き合って、『自分たちに何が出来るのか』をひねり出したメンバーたちの奮闘は、本当に感動モノです。
明日の発表。
恐らく、私が一番緊張しているだろうなと思いつつ、それでも助け舟を出すことはメンバーの成長を妨げる行為だと心を鬼にして、聴衆に徹しようと思います。
あ~やばい。
まじでソワソワ、ワクワクが止まりません笑
自立のために必要なもの
さて、私は絶対に譲ることが出来ないポリシーとして掲げているものがあります。
それは『真の自立』です。
私がしている仕事は、困っている個人や企業に協力することで、課題をクリアして目的達成に近づいて頂くこと。
つまり、お客さんと関係している期間が長ければ長いほど、私にとっての収入となるという仕事です。
同業の方を見ていると、本当にお客さんのためだけを思って動き続けていて、関係期間が長期化しているという方ももちろんいますが、圧倒的に少数派です。
どちらかというと、関係を継続してもらうために、支援する側が無理やり課題を作り出すという気持ち悪い状態になっている場合が多い。
過去に何度も書いていますが、私は『一生通院が必要な病院』よりも『短期間で完治してくれる病院』を選びたい。
自分自身がそう思うからこそ、私が関わっている間は上手くいくけど離れたら上手くいかなくなるなんていう状態は、最低だと思っています。
私なんて本当はいない方が良い!
本気でそう考えて、必ず期限を設定して契約をして頂きます。
契約終了は、私の収入が下がるタイミングであると同時に、私がいなくても上手くいくようになったという嬉しいタイミングです。
だったら私は、協力させて頂く相手が真の意味で自立していく姿を見る方が圧倒的に幸せだし、それが仕事だと思っています。
これを踏まえて、今回のようにプロジェクトメンバーと共に何かに取り組んだりする時には、とにかく『答え』を言わないことを徹底しています。
というより、何が正解で何が不正解かなんて、やってみないと分からないというのが真実なんです。
それなのに、私みたいな外部の人間が、『私だったらこうします』とか言ってしまったら、それが正解みたいに勘違いしてしまう。
だからこそ、何か質問が来ても『〇〇さんはどう考えますか?』と返すことが多い。
返ってきた答えに対して、追加のアドバイスをすることはあっても、こちらから具体的なものは提示しない。
正直、これをやるのはめちゃめちゃしんどいです。
自分でやった方が早いと考えてしまいがちな私としては、『こうすればいいのに』という想いがあったりする。
それを伝えない。
教えないことが、相手の成長と自立には必要だから。
と、自分の収入を下げるために一生懸命相手の成長を支援するというドエムな関わり方を徹底しているわけです。
#下げたいわけではない
#優しさとは
だからこそ、自分たちで考えて明日のプレゼンを迎えるメンバーたちの発表が楽しみでありつつも、心配で仕方がない笑
どんな感じになったのかということについては、また報告するようにします。
じゃ、またね!