良かれと思って<181/1000>
【ラジオ体操484日目】
『ニコチンレス生活205日目』
こんにちは。
色んなものの課題や欠点を見つけて改善することが比較的得意だけど、伝え方を間違えて嫌な人だと思われがちなコマリストです。
今日は『指摘するって難易度高いよね』というテーマで書いていきたいと思います。
自分が一生懸命考えて作ったものを誰かに見せた時に、反応が悪いとへこむことってありますよね。
私はこんなことが日常茶飯事なわけですが・・。
反応が悪いだけならまだしも、”もっとこうした方が良い”なんて指摘を受けたりすると、正直イラっとしたりします。
そのくせ、他人のものにはすぐに口を出したりしてしまう。。
そうです。
コマリストは自分が指摘されるとすごくイライラするくせに、他人の作ったものには平気で指摘したり改善提案してしまったりするゴミみたいな奴なんです。
今日は、相手のためを思って伝えているとしても、相手の気持ちを落とすことがあるから指摘するって難しいよね~というお話です。
誰かに指摘することで、いつも喜ばれているという人は、コメントでそのコツを教えてくれたら喜びます。
嫌われがちな批評家
私は、職業病だという言い訳をしつつ、世の中にある色んな商品やサービスに対して”もっと○○だったらいいのに”なんてことを言うのが癖になっています。
これ、横で聞いている人からしたら、何の価値もない発言だと思うし、本音を言えば『うるせーなー。だったらてめぇがやれよ!』という感じだと思います笑
私と同じように、誰かが作ったものに対してすぐに何かしらの評価みたいなものを口にしてしまう【批評家さん】っていますよね。
私も含めて、本人からすれば悪意など一切なくて、本気でもっと良くするにはどうしたらいいかということを考えているはずです。
だけど、これを相手に伝えると90%以上の確率で嫌われる気がします。
もちろん、相手との関係性がしっかりできていて、指摘してほしいという姿勢で聞いてきた場合は例外ですが、この場合でも否定的な言葉を使えば一発で嫌われます。
否定的な言葉を使わずに改善を促すためには、
”すごく良いね!この部分、詳しく教えてくれる?”
こんな感じで、相手に説明してもらってから、
”そういうことなんだ。すごいね!せっかくだったら、今話してくれたことをここに書いた方が伝わるんじゃない?”
私の経験上、こんな感じで伝えるのが最も角が立たない。
#もっと良い伝え方があるはず
#ご意見求む
とまぁ、相手が気分を害さない伝え方というのを心得てはいるんですが、いざ現実世界で企画書なんかを見せられると、言い方がきつくなってしまいます。
これがきっかけで疎遠になった人は両手では収まらないくらいたくさんいると思います。
良かれと思って伝えているのに、相手から嫌われる。
指摘って本当に難しいですよね。
批評家さんの本音
ここまで、色んなものに対して改善や批判といった意見を入れてしまう批評家さんについての話をしてきました。
私自身がかなりの批評家さんであるということを前提に、批評家さんを代表してどうしても伝えておきたいことがあります。
それは、
『あなたのことを大切に思っているから批判的な意見を伝えている』ということ。
相手のことをた一説に思っているなら批判するんじゃなくて受け入れてあげるのが常識でしょ?
こう思う人も多いかもしれません。
けれど、そうではないんです。
私達批評家さんは、長いこと生きてきた中で、たくさんのものやたくさんの人を批判(批評)してきたわけです。
当然ですが、相手に伝えることで相手から嫌われたり、言い合いになったりすることもあって、人間関係が壊れる経験を何度もしてきています。
なので、批判的な意見を相手に伝えると相手がどう感じるのか、相手がどんな反応をするのかということは、肌身をもって知っているんです。
もしも、表面的な付き合いの相手だったとしたら、批判的な意見を伝えると思いますか?
どうでもいいと思っている相手に、批判的な意見を伝えると思いますか?
答えはNOです。
私も人間です。
必要以上に敵を作りたいと思っているわけではないんです。
というより、出来れば全ての人から愛されたいとすら思っています。
なので、批判的な意見を持っていたとしても、どうでもいい相手にはわざわざ伝えたりしません。
伝えない方が、楽な関係を維持できることが分かっているんだから当然の選択です。
だけど、
本気で上手くいってほしい!
本気で成長してほしい!
こんな風に思っている相手には、例えそれが相手を傷つけてしまうような意見であったとしても伝えるんです。
それが優しさだと信じているから。
その結果、
友情が壊れることもあります。
二度と相談されなくなることもあります。
それは、それだけの関係だったと諦めるしかないですよね。
逆に、私に対しても同じように願ってくれている人は、どんどん指摘してほしいし、批判してほしい。
その時は言い合いになるかもしれないし、反論でぶちのめしてしまうかもしれないけれど、その愛情はちゃんと受け止めています。
批評家さんには、愛情深い人が多い。
批評家さんでない人は、これを覚えておいて下さい。きっと、次の批判が優しい言葉に聞こえるはずです。
じゃ、またね!