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限界を超えるために〈162/1000〉

【ラジオ体操467日目】
『ニコチンレス生活188日目』

こんばんは。
コマリストさんなら大丈夫だと言われ続けてきたけれど、一向に大丈夫だと思えないコマリストです。


今日は『限界を越えさせる応援と期待』というテーマで書いていきたいと思います。


”ホーム”と”アウェー”


スポーツの試合ではよく耳にする言葉なので、聞いたことがある方が多いと思います。


出身地など、自分を応援してくれる人が多いのがホームで、相手を応援する人が多いのがアウェーです。


同じチーム同士の試合でも、ホームなのかアウェーなのかで結果に差が出るので、応援の力というのは間違いなく存在するんだと思います。


そして、もうひとつ。
この応援と同じように結果に違いを生む力というものが存在すると思うんです。


今日は、本人が自覚している限界を超える力を与えるのは応援と期待だよねというお話です。


期待されると力が発揮できないというタイプの人もいると思うので、あくまでも私の経験則によるものだとご理解下さい。

振り返ってみると


冒頭に書いた通り、私は自己評価よりも周りの評価が高い状況がずっと続いています。


周りの評価や期待値が高い状態が続くと、勘違いして天狗になる場合もあると思いますが、私の場合は自己肯定感が低いので天狗になることはなく・・笑


むしろ客観的に自分の出来ること、やりたいことを見極めていたので、常に周りの期待が高すぎることにプレッシャーを感じてきました。


きっと、天狗になった瞬間に、自覚している自分の限界が周りの期待を上回るんだと思います。


でね、『コマリストさんなら大丈夫』と言われ続けてきて、実際どうなったのかと言うと、面白いことに何とかなってるんです。


誤解がないようにお伝えしておきますが、独立してから今日まで不安が消えた瞬間は1度もありません。


知識だけはたくさん身につけてきたものの、スキルも経験も人脈も何も無い状態で独立した4年前。


周りの期待だけを一身に背負って、負けず嫌い根性とやる気だけで駆け抜けた4年間。


何が良くて、何が悪かったのか。
明確に答えることは出来ませんが、ひとつ言えることは、周りの期待が私に限界を超える力を与えてくれました。


そして、今なお、私の自覚している限界よりも周りの期待の方が高いと感じています。


この差が埋まり、逆転した時。
きっと私の成長はそこで終わる。


決して奢ることなく、周りの期待を力に変えて、挑戦を継続し、成長し続ける。


これが、成長の一番の近道なんだと思います。

期待とプレッシャー


自分の中の限界を超えるには誰かの応援の力か、誰かの期待の力を借りるのが一番の近道だという考えは伝わったでしょうか。


この考えを伝えると、大体返ってくる答えがあります。


それは、
『応援の力は分かるけど、期待の力は時と場合によるんじゃないか。』


この答え。意図しているのは、期待されるとプレッシャーを感じてしまうから逆に力を発揮出来ないことがあるということ。


果たして本当にそうでしょうか?


人は、基本的には他人に興味が無い生き物です。
#私の場合はこれが顕著


自分自身から見て、周りの人というのは全員が”他人”に当てはまるので、その他人から見た時には自分自身が他人です。


その他人に対して、わざわざ”○○さんなら大丈夫です”とか”○○さんはもっとできる”なんてことを伝えるでしょうか。


もちろん、お世辞として伝えるという場合だってあるでしょう。


その場合は、お世辞で言われていることに気づくので、プレッシャーなど感じません。


となると、プレッシャーを感じるのは、他人が本気で”あなた”に期待を寄せている時だけ。


とすると、あなたに興味が無いはずの他人が、あなたに向けて”大丈夫だ””もっとできるはずだ”と本気で伝えているんです。


自分なら大丈夫!
きっとうまくやれる!!


こんな自己暗示とは違うんです。
あなたに興味が無いはずの他人から見て、本気で大丈夫だと判断されているんです。


ものすごい安心感だと思いませんか?


さだまさしさんの逸話でもありますが、29歳の時に映画で失敗をして35億の借金を背負ったさださんはこう考えたそうです。


”金貸しのプロである銀行が大丈夫だと判断したんだから、俺は大丈夫だ”

その後、誰よりも多くのライブをこなし、音楽で借金を返済していくことになるわけですが、さださんを支えていたのは、プロが大丈夫だと太鼓判を押してくれたから大丈夫だという安心感だった。


そうなんです。
自分ではない他人が、損得なしにあなたを見て大丈夫だと、もっとできると判断しているんです。


だったら、その期待に応えるのが、相手に対する誠意だし、安心感こそあってもプレッシャーなど感じる必要など微塵も無いはず。


自信を無くしかけそうになったら、期待してくれている人に聞いてみて下さい。


”なぜ、あの時大丈夫だと言ってくれたんですか?”


きっと、あなた自身が気づいていない『強み』を教えてくれると思いますよ。

じゃ、またね!

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