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よし、辞めよう!

【ラジオ体操190日目】

こんにちは。
モチベーションが下がっていることでも、我慢して継続することに意味があると信じてきたけれど、我慢して継続することで学びの質が下がり、さらにモチベーションを下げてしまうという矛盾に気づいてしまったコマリストです。


今日は『我慢と苦難』というテーマで書いていきたいと思います。


”何かを始めてみる時は、最低でも3年は継続してみないと分からない”


こんな言葉を聞いたことはありませんか?


私が社会人になりたての頃に、周りの人がよく口にしていた言葉で、3年継続してみないと物事の本質は分からないし、スキルも習得できないみたいな意味だったと思います。


さて、この言葉って本当だと思いますか?


継続することの重要性だったり、時間をかけてじっくり学ぶことの必要性については理解できますが、おそらく3年という期間に根拠は無いし、本質を見極めるために必要な期間は個人差がありますよね。


今日は、周りに言われて”我慢して”継続していることとどう向き合っていこうかというお話です。

早めに見切りをつけるのはNG!?

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さて、「3年は継続してみる」という言葉を頑なに信じているという方もいらっしゃると思うので、もう少し掘り下げて考えてみましょう。


仮に「仕事」だった場合、
人によって多少の前後はありますが、最長で15歳~65歳までの50年間程度に亘って、社会人として働くことになります。


この仕事において、”3年間”という縛りを設けたら、この人が働くことができる職業の数は最大でも17職種という制限が付くことになります。


さらに、多くの方が高校を卒業してから働き始めて、遅くとも40歳くらいまでには職業を固める人が多いのが現実だと思うので、実質的には18歳~40歳までの22年間が職業選択のボリュームゾーン。


そうなると、3年の縛りは個人の選択肢をさらに狭めて、(ダブルワーク以上の方を除いて)最大でも7~8職種が限界ということになります。


すでに無限に近い数の職業が存在していて、加速度的に新しい職業が増加している現代社会において、それらの中から7~8職種を選択するのってなかなか難しいことだと思いませんか?


では、すぐに見切りをつけて別の仕事にたくさんチャレンジする方がいいのかというと、もちろんそんな単純な話ではありません。


「あいつは何をやっても続かない」とか「いつまでもフラフラしてる」といった周囲の否定的な意見に耐える必要があるし、個人の成長という意味でも最良の選択とは言えないと思います。


結局どっちなん!?


ということになりますが、すでに20種以上の仕事をしてきた私なりの答えがあります。

辞めるor辞めない?コマリストの答え

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私が20種以上の仕事をしてきたのには明確な理由がありますが、これに関しては本題から外れるので、置いておきます。


辞めるか辞めないかの判断をする上で、私なりの答えについて説明していこうと思います。


私の答えは、
「我慢」している状態ならさっさと辞める。「苦難」を感じている状態なら継続してみる。


この答えは、モチベーションと大きな関係があります。


私個人としては、基本的には、継続した方が良いという考えを持っています。


ただし、我慢している状態というのは、目的を見失っていたり、物事に対するモチベーションが下がっている状態だと思います。


このモチベーションが下がっている状態というのが厄介で、要はやる気がないのに無理していたり、惰性で継続していたりする状態なんです。


この状態は、モチベーションが高い状態と比較して成長の度合いが極端に小さくなります。


仕事の生産性も下がるし、新しいことの挑戦しようという意欲がないので、1mmも成長していかない。


こんな状態なら、周りの目を気にして無理に継続するという逃げの選択をするのではなく、さっさと辞めて別のことを始めた方がいい。


これとは逆に、キツイとか苦しいとか、いわゆる「苦難」を感じている状態は、モチベーションが高いからこそ感じる感情なので、継続することで自分自身の成長に繋がる可能性が高いです。


今は、目の前に立ちふさがっている壁に、マイナスの感情を抱えているかもしれませんが、これを乗り越えた先には成長した自分が待っていると信じて継続してみてほしいんです。


そもそも、生き物が成長する時には”ストレス”や”痛み”を伴うものです。脱皮する生き物なんかを見ていてもわかると思いますが、自分の身体を脱ぎ捨てて一段階成長するので、途方もない痛みとエネルギーを消費しています。


中には、脱皮の苦しみに耐えきれずに絶命する生き物すらいる。これほどまでに成長するためには”ストレス”や”痛み”を伴うんです。


つまり、今感じている苦難は、成長するために必要な痛みだと受け入れて、果敢に挑戦し続けることで大きな成長を得ることができる。


もしも、今現在、何かを辞めようと思っているけれど、”3年は続けた方が良い”みたいな根拠のない言い伝えに苦しめられている人がいたら、一度自分の「今」と向き合ってみるといいと思います。

じゃ、またね!

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