治らない悪癖
【ラジオ体操282日目】
『ニコチンレス生活4日目』
こんばんは。
数年前にドハマリしていたプレゼンから、かなりの期間離れていたので、資料作りが面倒に感じていたけれど、久々に作り始めてみたら楽しすぎて寝不足気味のコマリストです。
今日は『職人気質がもたらす悪影響』というテーマで書いていきたいと思います。
過去にハマっていたけれど、様々な事情で最近は離れてしまっているようなものってありますよね。
私はちょうど4年ほど前まで仕事しながら大学院に通っていました。
あの頃は、パワーポイントを使用したプレゼンにめちゃめちゃハマって、色んなプレゼンをして聴衆の反応を楽しんでいました。
「日本語を使わない」とか「一切喋らない」とか「全てのページの素材をコスプレで作る」など、テーマを決めて新しいパターンを試しまくる。
そんな日々を過ごしたのに卒業後は、会社員も卒業して、目の前のことに必死になっていたので、企画書を作成してプレゼンをする機会など皆無でした。
今日は、久々にプレゼン資料を作り始めたら、ハマっていた頃のことを思い出して楽しくなっちゃったというお話です。
ご察しの通り、しょーもない内容なので読み飛ばして下さいね(笑)
企画書作成案件
さて、最近毎日のように深夜まで資料作りに勤しんでいるわけですが、これはちゃんとした仕事です。
某地方銀行と広告代理店とコラボして、新たな事業を立ち上げるための企画書作り。
テーマとなっている内容に、コマリストが少しだけ詳しいということで、ご相談を頂き、口頭で提案したところ即採用!
正式に企画書(クライアント説明用資料)の作成を依頼されたというものです。
趣味ではなく、仕事としてやっているというところだけは、ちゃんとしてるんですw
ただ、その話をしてからすでに1ヶ月が経過していて、未だに何の成果物も出していません。
これは、いつもの先送りしてしまう私の悪い癖の影響もありますが、もうひとつの悪癖の影響が大きいんです。
この癖あるせいで、昔から周りよりも時間がかかってしまう。
この癖のおかげで、完成度の高さを認められて、他人から過大評価を受ける。
治したいと思ったことは何度もあるけれど、治すことなど出来るはずもなく、何年も付き合っている悪癖。。
表現者きどり
さて、私を何年も苦しめている悪癖がどんなものなのか。
それは、
”妥協を許すことが出来ない”というもの。
分かりやすくいえば、『職人』のようなイメージです。
特に初めて取り組むものや、不確定要素の多いものであれば、完成度など3割くらいでリリースしてから修正していく方が良い。
ましてや、ジョイントを組んで取り組むプロジェクトなら尚更。早い段階で何度も擦り合わせをしながら進めていく方が良い。
はじめの完成度はそこそこで良いのだ。
スピードに優るものなど存在しない。
これらの内容を頭では理解出来ているんです。
それでも実際に何かを作成しようとする時には、クオリティに妥協ができない。
しかも、そこまでこだわるものだから、出来上がったものを見た人は、フランクな意見を出しにくい。
ということで、最初の完成品がほぼ最終納品物になることが多い。
これは、良い意味にも聞こえるかもしれませんが、決して良いことばかりではないんです。
何度も擦り合わせをして出来上がった完成品は、関与するメンバー全員の思い入れがある分、その後の行動が早くなるし、本気度が全然違う。
私がこだわりすぎて作り上げた”有無を言わさない完成品”は、メンバーを黙らせる力を持っているけれど、同時にメンバーの熱量を下げる力も持っています。
アーティストやデザイナー、作家などといった『表現者』であればそれでも良いと思います。
それは、作者本人の思いがストレートに反映されていることが作品の価値になるから。
でも、私は表現者では無い。
誰かと手を組んで仕事を進めている以上、やはり治すべき悪癖だと言えるんです。
しかも、短時間で高クオリティのものを仕上げるのであればまだしも、時間をかけてクオリティの高いもの(自称)を作る。
もう、これ最悪の仕事ですよね。。
はい。
何だか私自身の反省文みたいになってしまいましたが、こういった方ってけっこういると思うんです。
で、いつも雑な仕事をしているように見える”アイツ”が評価されるのが気に入らなかったり。。
相手が求めているものが何なのか。
過剰品質になっていないか。
相手を巻き込めているか。
こんな視点で、仕事への姿勢を見直して、私と一緒に悪癖を改善していきましょう。
大丈夫。
あなたが手を抜いても、周りの誰よりもクオリティが高いものができるから。
あ、これ私が言われてきたけど、悪癖を治すに至らなかった言葉の受け売りですw
もしかしたら誰かに響いて、改善に繋がるかもしれないので、残しておきまーす。
悪癖を治すのって大変だよね。
私も頑張ります( ̄^ ̄ゞ
じゃ、またね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?