お願い。神様
【ラジオ体操30日目】
こんにちは。
先日、ようやく初詣に行くことができて、今年も頑張ろうとあらためて自分に誓ったコマリストです。
#おせーよ
今日は、『神頼み』をテーマに書いていきたいと思います。
初詣や月並祭など、神社仏閣にお参りする機会は、ほとんどの人が年に1回以上経験すると思います。
日本は信仰も自由とされているので、本来であればキリスト教徒やイスラム教徒、ヒンドゥー教徒、仏教徒、ユダヤ教徒などなど様々な宗教にまつわる建物や行事があってもいいのかなとも思いますが。。
実際、何かを信仰しているわけではない方も、ほとんどの人が『氏子』といわれる『どこかの神社の信徒』となっていることが多いというのは知らない人も多いかもしれません。
つまり神道信者として勝手にカウントされているということですね。
少し話が逸れましたが、先日とある方とお話をした際に『上手くいっている人ほど、神頼みをしているケースが多いよね』という発言がありました。
この話が面白いなと思ったので、noteに残しておきます。
参拝の意味
神頼みについて書く前に、神社に参拝するとはどういう行為なのかということについて、私が普段意識していることを書いておきます。
神社の入り口には「鳥居」があって、最近は石造りのものも増えましたが、もともとは、ほぼすべての鳥居が「朱色」に塗られていました。
これは、有名な話ですが、日本では「朱色(あか)」が女性を表す色とされていて、鳥居の形は女性のマタの形だといわれています。
つまり、神社に参拝することは女性(母親)の胎内に戻って、宮(子宮)に祈り、新しい自分として生まれ変わる行為だということです。
なので、神社境内を含む道を参道(産道)と呼んだりしますね。初めて聞いた時は、びっくりしましたし、そんな厳かな気持ちで参拝していなかったことを恥ずかしいなと感じていました。
もし、これを知らなかった方がいたら、次に神社にお参りする時には少しだけ思い出してほしいなと思います。
今日、自分は生まれ変わる。
こんな気持ちで参拝することができたら気分も晴れますよね。
神頼みって何もしないこと?
さて、先日話題に上がった『上手くいっている人ほど、神頼みをしているケースが多いよね』という話ですが、この話にはいろいろと前提が必要なのでそのあたりも踏まえながら進めていきます。
大前提として、ここで言っている神頼みとは、ことわざにある「人事を尽くして、天命を待つ」という意味合いのものです。
なので、何も努力をしないで、「宝くじが当たりますように」とか祈っているわけではありません。
#当たってほしいですね
自分自身がやれることは全部やりきって、他にはもうやれることがない。こんな状態になっている人が神社へ参拝して神に祈る。
この行為のことを『神頼み』と呼んでいます。
そもそも神を信仰しているのか?そんな疑問がありそうです。
結論から言うと、別に神を信じているとか信じていないとかそういうレベルの話ではないよね。という話でした。
ネタみたいな本当の話ですが、人によっては「神を信じていない」のに神頼みをしている人もいるくらいです。
神頼みの理由
では、なぜ神頼みするのか?
そもそも、ほぼすべての出来事には「自分でコントロールできる領域」と「自分でコントロールできない領域」が存在します。
で、”自分でコントロールできる領域”については、やれるだけのことをすべてやることができます。
けれど、”自分でコントロールできない領域”については、正直手の施しようがないんです。
だから、「運」みたいのものが少なからず必要となります。よく、成功者インタビューなんかを見ると「運が良かった」なんて答えがあると思いますが、まさしくこの部分のことですね。
ここまで書いた上で、やっと神頼みの理由について書きますが、うまくいっている人の多くが神頼みする理由とは、
祈るだけで、成功の確率が0.1%でも上がるのなら、神頼みだってやる。
こんな感じです。つまり、「自分でコントロールできない領域」に対して、”自分がやれること”をしているという行為の結果です。
神に祈って、やるべきことを放棄することとは全く違うということがよくわかって面白いですよね。
まとめ
今日は、「上手くいっている人が神頼みをする理由」という内容について書いてきました。
私は、かなり昔から神社仏閣へ行くこと自体が好きだったので、年に数回参拝に行きます。
けれど、神様にお願いすることが、”自分がコントロールできない領域に対して、自分が出来ること”という意識をもって参拝をしたことはありませんでした。
もし、今何かに挑戦していたり、これから何かに挑戦していくという方が読んでいたら、意識してみて下さい。
自分がコントロールできる領域
自分がコントロールできない領域
それぞれに対して、”できることをすべてやる”という気概を持って臨むことができれば、少しだけ成功の確率をあげることができると思います。
もちろんそれでも、上手くいくことばかりではないというのは、受け入れる必要がありますけどね。
後悔の無い挑戦を、一緒に楽しみましょう!
じゃ、またね。