優しさと言葉<515/1000>
【ラジオ体操816日目】
【ニコチンレス生活537日目】
こんばんは。
細かいことにこだわりすぎる人は嫌われがちだということを知っているのに、人が使う言葉の裏側にあるものを常に探ることが癖になっているので、細かいことばかりを気にしてしまう嫌われ者のコマリストです。
今日は、『使う言葉に優しさを乗せて』というテーマで書いていきたいと思います。
何かしらの発信をしている人はもちろん、誰かの前に立って話をする人は、自分が発する言葉にこだわりを持っている人が多い。
#良い意味で
どんな場面で、どんな目的を持って、どんな言葉を使うのか。
正直、発信者本人しか意識していないことなので、聞き手は全く気付かないということも多い。
#悲しいかな
#これが現実
だけど、人が気づくかどうかではなく、自分がどうするのかということにこだわり続けることができる人こそ、本物に近づくことができる人なんだろうと感じています。
今日は、様々な立場の人が言葉を受取ることになるけれど、誰かが傷つくような言葉を選ぶ時にはルールを持っておくほうが良いよね~というお話です。
具体的な事例を提示する時にこそ、事例に登場する当事者の立場を意識する必要があると思うんです。
取扱注意の事例
難しい話を相手に伝える時、とても有効なのが具体的な事例や、例え話。
私も人前で話をすることがあるので、毎回のように事例や例え話を使って相手に理解してもらえるように工夫します。
話のレパートリーが増えたり、話す相手が変われば、それに応じた事例と例え話を用意する必要があるわけです。
#これが多い人
#話上手
その数は多ければ多いほど良い。
ということで、何かしらの発信をする人や、誰かに何かを伝えることを仕事にする場合には、こういった事例のネタを集めるのも日々の仕事だと言えます。
#簡単には集まらない
#アンテナを高く
ところが、事例の中には取り扱いが非常に困難なものが存在しています。
それが、事件や事故にまつわるもの。
事件や事故が発生した後には専門の業者が調査を行い、被害者はもちろん被害者の家族が納得出来る原因を導き出します。
その原因は、常に正しい訳では無いにしろ、少なくとも関係者は受け入れています。
#泣く泣くの場合もある
#あきらめに近い
では、もしもこの事件や事故に直接関係のない第三者がこれらを例え話として使用したら何が起きるのか。
#デリカシー
この話を聞いた相手が事件や事故の当事者でない場合、単純に分かりやすい話として処理されます。
ところが、もしも当事者がこの話を聞いたらどう感じるか?
もしかしたら、掘り返されたくないと感じるかもしれません。
メディアで報道されている内容と、関係者に伝えられている内容は異なるかもしれません。
#大体の場合
#これらの字よわうほうは違う
そうです。
誰かの命が関わっているものを、事例や例え話として取り扱うには細心の注意が必要になります。
というか、できる限り使わない方が良い。
受取り手を網羅せよ
取り扱い注意の事例や例え話があるということを分かって頂いたところで、ここからは発信において意識しておきたいことについて。
と言っても、前半の取り扱い注意事例にも共通する考え方です。
それは、全ての受け取り手が傷つかない言葉を選択するということ。
#全てというのは
#難しいけど
そもそも、何かしらの発信をしている人は、レベルの多少はあるものの、どんな言葉を使うのかということを考えています。
noteのように、文字として残る場合には余計に意識して文字や言葉を選択しているはず。
#ですよね
ところが、口頭ベースのセミナーや研修などと言った場面では、意外とやばい言葉がそのまま使われていたりする。
実は、そういったセミナーや研修こそ、気をつけないとまずい。
もしも聞き手が発信者の熱狂的なファンばかりであれば、問題ありません。
#文句言ってこないし
ところが、ほとんどの場合、聞き手として参加する人は様々なバックグラウンドを持っている。
その全ての人が、それぞれの立場で話を聞いた時に、心を痛めるようなことが無いように配慮する必要があるわけです。
まず、当たり前のようにやっているかもしれませんが、研修やセミナーの場合、どんな人が参加するのかということはできる限り事前に知っておくと良いです。
そして、SNSやブログなどで発信する場合には、徹底的に言葉に注意する。
全国のあらゆる立場の人がその発信を見る可能性を想定して、それぞれの立場の人が心を痛めるようなことが無いように配慮する。
これを当たり前のようにできるようになった時、それが本当の意味で優しい人になった証拠。
私も意識しないとすぐに酷い言葉を使ってしまうので、まだまだなんだと思います。
数年間掲げている『優しい男になる』という目標は、まだまだ実現できそうにありません笑
こうやって、文字としてアウトプットしながら、自分にも言い聞かせていたりするんです。
ここまで読んでくれたあなたも、ぜひどんな言葉を使うのかということを意識してみて下さい。
じゃ、またね〜!