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効率化の代償<971/1000>
【ニコチンレス生活990日目】
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こんばんは。
AIを仕事に取り入れることが出来ない人は今年中に淘汰されてしまうというのは賛同できるけれど、人間にしか出来ない仕事というのはいつまでも残り続けると思っているコマリストです。
この先10年以内に無くなる仕事100選!
こんな衝撃的なフレーズを冠して、危機感を煽るような記事や広告、雑誌などが沢山溢れています。
確かに、ほんの数年前と比較しても、ビックリするほど進化していて、私自身最先端の情報を追いきれていません。
国内でも最前線の情報が集まるような会社にいた5年前まではそれなりの情報が入っていましたが、今はそこで止まったままなので、知らないことばかりという状態です💦
それでも、個人的には各メディアで騒がれているほど、仕事は減らないんじゃないかと思っています。
世間的には、考えなければいけないような仕事や、選択が求められるような仕事では、人間が優位だと言われています。
確かに、そういう部分はあるのかもしれません。
ちなみに、私個人的には、金銭を支払う主体者が人間であり続ける限りは人間の仕事が無くなることはないと思うわけです。
人間には感情という特別なものを持っています。
だからこそ、機能や価格ではこっちの方が優れているのは分かる。だけど、何となくそっちの方がしっくりくるんだよね!みたいなことが起きる。
他にも、全く同じ商品を扱っているにも関わらず売れる営業マンと売れない営業マンが存在します。
これは、商品やサービスの差ではなく、人間力の差によって生み出された差です。
そして、人間力なんてものは、数値化もできないし、その名前の通り人間にしか持つことが出来ません。
そう。
この人間力が発揮されるような場面こそ、人間が負けない領域であり、ほとんどの仕事にこの領域が存在する。
だからこそ、私は人間の仕事は残り続けると、思っています。
でね、最近は何かにつけて、効率化が良いみたいな風潮があって、人間にしかできない部分まで自動化しようとする企業が後を絶ちません。
だけど、もしもこれをしてしまえば、その企業はお客様から選ばれづらくなっていくでしょう。
先程書いた通り、人間とAIを分ける大きな視点として「人間らしさ」が挙げられます。
そして、この人間らしさを感じることが出来るのは、お客さんと会社のスタッフが接触した時です。
飲食店で言えば、料理を運んだタイミングやレジでの支払いのタイミング。
保険屋さんなら商談の時間。
パチンコ屋さんなら計数の時間。
タクシーなら移動時間中のすべて。
どれだけレジが進化しても、配膳ロボットが進化しても、自動計数機が進化しても、自動運転技術が進化しても、人間が行う”それ”とは比較にならない。
だからこそ、企業は人間らしさという武器を失ってはならない。
効率化よりも大切なものがある。
それを捨ててしまえば、本当に人間の仕事は無くなってしまうかもしれない。
本当にそれでいいですか?
1度、ゆっくり考えてみて下さい。
じゃ、またね〜!