優しい人になるために
【ラジオ体操157日目】
こんばんは。
自分自身が成長することばかりを意識してきたので、1年前とは明らかに違うと言われることも多いけれど、周りも一緒に成長しているものだと勘違いしていたコマリストです。
今日は『自分の成長と他人の成長』というテーマで書いていきたいと思います。
皆さんは、1年前の自分と比べて成長していると実感できているでしょうか?
私は、様々な知識を身に付けたり、新しい挑戦を継続することで常に自身の成長を意識してきましたが、正直自分ではあまり変化を感じていません。
ただ一人、私が心から尊敬し、たくさんの学びを与えてくれるコマさんが、客観的に私を見てくれていて、成長していると言ってくれるので、たぶん少しは成長できているんだと思います。
でね、そのコマさんから今日言われた一言が、ものすごく刺さって、色んなことを考えさせてくれたので、noteに残しておきたいと思います。
最高の一言
今日、私がコマさんから受け取った言葉は、私の未熟な部分を的確にとらえていたので、まさしく”最高の一言”でした。
その言葉は、
『コマリストは他人の成長の機会を奪っている』
この一言は、私に欠けていた視点を本当に的確に表現してくれていたので、雷に打たれたような衝撃が走りました。
ここ数年間、自分自身の成長をひたすら追い求めて、たくさんの時間とたくさんのお金を投資してきました。
その結果、少しだけ色んなことに詳しくなってきたという自負はあるし、苦手だった習慣作りもできるようになりました。
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そして、たくさんの学びの中で、私が一番大事にしてきたのは、学んだことをアウトプットするということです。
アウトプットすることで、初めて自分自身の力になるし、何より実体験をもって話すことができるようになる。
そんな私はいつしか、”自分が正しいと信じていることを実践し続ける人”になっていたんです。
これは、ひとりで生きているのであれば、正しいのかもしれませんね。
本当の優しさとは
さて、自分自身の成長を追い求めてきた私でしたが、当然ですが一人きりで生きているわけではありません。
プライベートにしてもビジネスにしても、たくさんの人と関りを持ちながら日々を生きているんです。
人と関わりながら生きていると、1つの出来事に複数人で立ち会うという場面が何度も訪れると思います。
1つ例を挙げると、仕事でお客さんに迷惑をかけるようなトラブルが発生した時に、関係する社員数名と上司で対応に追われるというようなケース。
こんな時、経験豊富な上司が過去の経験を活かして、リーダシップを発揮して”単独で”問題を解決したとしましょう。
これはこれで素晴らしいことですね。
さて、この上司は”優しい人間”だと言えるでしょうか?
確かに、仕事のできる上司かもしれません。けれど、部下の社員たちが全員で話し合って、対応策を考えて実際に対応にあたったほうが、時間はかかるかもしれませんが、社員は成長すると思いませんか?
つまり、上司が”単独で”解決にあたる行為は、短期的に見るとお客様のためにいち早く動いていて素晴らしいようですが、長期的な目線で考えてみると、部下たちの成長の機会を奪っているんです。
『コマリストは他人の成長の機会を奪っている』
今日、コマさんから私に投げかけられた言葉は、まさしく私がこんな状態に陥っているということに気づかせてくれました。
一生懸命に”自分の成長”を追い求めてきた結果、少しだけ自分のレベルは上がっているかもしれませんが、周りも同じように成長しているとは限らないんですよね。
自分が対応してしまうことで、他人が成長する機会を奪っている。
こんなことにも気づけないようでは、本当の意味で『優しい人間』になんてなれません。
本当に反省させられると同時に、私の未熟さを”たった一言”で見事に教えてくれるコマさんの存在に、心から感謝しました。
いつもありがとうございます。本当に尊敬しています。
もっと頑張ります!
今年も残すところ半年です。私が掲げた今年の抱負である「優しい人になる」を納得できる形で実現するには、自分だけでなく周りにも気を配れる人にならないといけないと決意を新たにしました。
その行動が、誰かの成長の機会を奪っていないか?
皆さんも、是非考えてみて下さい。
じゃ、またね!