コカ・コーラの復活劇<48/1000>
【ラジオ体操353日目】
『ニコチンレス生活74日目』
こんにちは。
noteの記事を独り言にしたくないので、誰か一人に向けて書くように心がけているけれど、近すぎる人が相手だと内輪ネタを持ち込んでしまいそうになるコマリストです。
今日は『響くのは、”あなた”に向けたメッセージ』というテーマで書いていきたいと思います。
noteの執筆活動はもちろんですが、自分を誰かに紹介する時や、商品・サービスを紹介する時には、伝え方が本当に大事だということは皆さん知っての通りだと思います。
とはいえ、その伝え方を考えるのが難しい。
伝え方を変えるだけで、結果を大きく変えたという事例は世の中にたくさん溢れています。
なので、プロのコピーライターやセールスライターという職業が生まれているし、彼らはものすごく重宝されています。
#私もいつか案件をやりたい
今日は、私が学びのためにとっているメルマガに書かれていた内容が、本当に良い学びになったので、ここに残すことでしっかりと刻み込んでおこうという回です。
パクリじゃん!と思った方。
大正解ですw
良いものは、秘密にするのではなくシェアする方が価値が高まると信じているので、ご容赦下さい。
コカ・コーラの復活劇
さて、まずは私に届いたメルマガの内容を、私なりに咀嚼してお伝えしようと思います。
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コカコーラと言えば、誰もが知っている大ヒット商品ですよね。
でも、そんなコカコーラも実は、アメリカで10年連続売上が減少し続けていた時期がありました。
しかし、あることをしたら下がり続けていた売上が見事プラスに。
一体、「コカコーラ」は何をしたと思いますか?
普通、10年も売上が下がり続けていたら、大企業なら超優秀な営業マンを
引っ張ってきたり、CMにお金をかけたり、商品開発して味を改良したりしそうですよね。
でも、コカコーラがとった作戦は、これらではありませんでした。
コカコーラは、ボトルに”ある工夫”をしたんです。
それは、、、
『ラベルに名前を入れた』
ボトルのラベルに「パパ」「ママ」といったニックネームや、ファーストネームを記載して売ったんです。
やったことはそれだけ。
ですが、人々は「私はこれだ〜!」というように、自分とコーラを関連づけて楽しみながらコカコーラを手にとるようになりました。
こうして、ずっと売上が低迷していたコーラでしたが、このネームボトルは1億5000万本以上も売れ、アメリカで10年続いていた売上減少から見事復活を果たしたのでした。
#日本でもやってましたよね
(ちなみに、コカコーラの発表によるとこの作戦は、同社のマーケティングの中でも1、2を争う大成功を収めたそうです…!)
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こんな感じのメルマガでした。とても学びの多い内容だと思いませんか?
復活の理由
でもなぜ、ラベルを変えただけで売れたのか?
実は、この方法、ある人間心理の法則を巧みに利用しています。
▶︎人は自分に関係あるものに惹かれる
人は、自分に関係あるものに関心を持ちやすい、という法則があります。
ちょっと考えてみて欲しいのですが、、、
人ごみの中を歩いていて、遠くから「皆さ~ん!」って言われるのと、「佐藤さん!」って言われるのとどっちが注意をひくと思いますか?
、、、答えは言うまでもありませんよね。
当然、自分の名前を呼ばれた方に反応します。
実は、この現象は60年以上前から解明されており、心理学では「カクテルパーティ効果」と呼ばれています。
つまり、人は、自分に関係あること。すなわち「個人的」な刺激に、注意が向きやすいということなんです。
相手に伝える時には、伝えられた相手が『自分ごと』として受け止めて、当事者意識を持ってもらうことができるかが本当に重要です。
逆に言えば、
この商品は○○という機能があって、他社の製品と比べると・・
私は○○という経験があって、こんな実績を残していて・・・
よく見かけるようなこういったメッセージは相手には全く響きません。
けれど、相手に何を伝えたらいいかを考える時には、「こちらが伝えたいこと」を優先してしまいがちです。
今回のコカ・コーラのケースでは、
今更コーラの美味しさを訴えたりしていません。
コーラが実は健康に良いとかPRしていません。
#健康に良いわけない
コカ・コーラ社復活の理由は、
消費者に『自分とコーラのひも付け』を自分から思いついてもらえるような伝え方をした結果、購入する人が楽しみを見出したこと。
常にこんな伝え方をすることができるようになれば、会社の売上はもちろん、自分自身の人生は素晴らしい結果になると思いませんか?
ステキなメルマガを頂いたので、そこからの学びをしっかり落とし込むための記事を書かせてもらいました。
読んだ方に、何かの学びをシェアできていたら嬉しいです。『伝え方』磨いていきましょう!
じゃ、またね!