見出し画像

悲観的な計画しか勝たん<754/1000>

【ニコチンレス生活776日目】
【ボイストレーニング158日目】
【記事の朗読14日目】

こんばんは。
自分自身の事業の計画をする時は、自信があるからなのか期待値をベースに考えてしまうくせに、アドバイザー側に回ると悲観的に計画することを推奨している天邪鬼コマリストです。


計画は悲観的に、実行は楽観的に。


これは、企業が中長期の計画を立てる時に絶対的に守ってほしい鉄則です。
#絶対は絶対ない
#かつての恩師の迷言


ありがちなのが、計画を大胆かつ楽観的に立てた結果、実行フェーズで全く想定していなかった事態が発生して、事業ごと早期撤退を決めてしまうというケース。
#本当に
#もったいない


もしも〇〇が発生したら。
もしも‪✕‬‪✕‬にならなかったら。


それでも間違いなく達成することが出来る数字をベースに計画を立てて、実行フェーズでは確実に達成して実績を積上げていく。


もう少しだけ具体的に。


新規事業の想定売上を検討する場合、
顧客数×客単価×購買頻度で売上が決定することになります。
#ジェイエイブラハム
#有名な分解


例えば100~150名/月の顧客数が見込まれる場合、計画の段階では150名をベースにはしない。


計画の段階では最悪を想定して100名をベースにしておくんです。


同じく、客単価についても4,500円~10,000円/人が見込まれる場合には、最低の4,500円を計画のベースにする。


そして、購買頻度(リピート率)についても20%~50%が見込まれる場合には20%を計画のベースに、、。


ってしつこいですね笑


もしも、期待値の最大を計画した場合、
150(名)×10,000(円)×1.5(倍)=225万円


最低を計画した場合、
100(名)×4,500(円)×1.2(倍)=54万円


年間の売上は、
225万円×12ヶ月=2,700万円
54万円×12ヶ月=648万円


これが事業計画だったとして、これらの想定売上を基準にして銀行から融資を受けたりすることになります。
#よくあるパターン


初年度から年間3,000万円が見込めるから、5,000万円貸してほしい。


これを銀行に伝えて融資を受けることが出来るかと言うと、ほぼ間違いなく融資は受けられません。
#試しにやってみて
#これが現実


銀行さんもバカじゃない。
楽観的な計画であることくらいすぐに見抜かれます。
#雨の日でなくとも
#傘は貸さない


で、自分が楽観的な計画を立てたことを棚に上げて、「こんなにしっかり作りこんで計画してるのに、銀行はどうして貸してくれないんだ!見る目がない!」なんて文句を言い始めたりする。
#マジであるやつ
#自己を省みない


違う。
銀行さんは事業と人を見るのが仕事だから、非常に客観的な視点でプロとして判断しているだけ。
#と信じたい


だからこそ、計画は最低でもこのレベルは確実にクリア出来るという悲観的な予測をベースにする。


その上で実行フェーズでは、大船に乗ったつもりで余裕を持って事業運営に取り組むんです。
#泥舟かもね


大丈夫。
悲観的に計画しているからこそ、より良くしようという気概を持って、少しでも改善出来れば計画を上回る結果を得られます。
#余裕でしょ
#地に足が着いた計画


つまり、どれだけ悲観的に、客観性をもって計画を立てられるかが成功の秘訣❤


今年ももうすぐ終わります。
来年の計画を立てるなら、今回の話をベースに考えてみて下さい。

じゃ、またね〜!

いいなと思ったら応援しよう!