生産性の香辛料〈77/1000〉
【ラジオ体操382日目】
『ニコチンレス生活103日目』
こんばんは。
感染症の影響で利用時間に制限があることが、かえってトレーニングの質を上げていることに気づいたコマリストです。
今日は『生産性を上げる魔法』というテーマで書いていきたいと思います。
もう何年も前から言われていることなのに、一向に改善されていないどころかランキングは下がる一方みたいですね。
働き方改革と銘打って、働く時間を強制的に削減して対応出来るように法律を改正したのが2020年。
#中小企業は2021年
設備投資を促す様々な補助を用意して「DX」を進めていこう!と扇動したけれど、ほんの一部にしか浸透していません。
今日は、設備投資よりも確実に生産性を上げる魔法のルールについてのお話です。
言われてみれば当たり前のことだということを、すごいことみたいに書いていくので、怒らないで下さいね。
生産現場のリアル
さて、政府が推し進めようとしてきたDXと生産性向上が、なぜ上手く機能しないのか。
色んな理由があると思いますが、私が昨年100名以上の中小企業の経営者さんとお話して最も多かったものが何だったのか。
これが、中小企業のリアルです。
そして、IT化とDXの何が違うのかもイマイチ理解出来ていないし、興味が無い。
なぜなら、積み上げてきた技術や経験に勝る設備など存在しないから。
これが腕1本で長年戦ってきた技術者の本音だと思います。
さて、政府の求めている理想と現場のギャップはどうやったら埋まるのか。
金銭的補助だけでは、到底埋まらない大きな溝がそこにはあるように感じます。
生産性の香辛料
一向に進まない働き方改革のリアルについて少し知って頂いたところで、いよいよ本題に入ります。
確実に生産性をあげために試してほしい魔法のルールとは何なのか?
思い出して下さい。
身体ができ上がるまでの成長期にどんな時間を過ごしたか。
時間の感覚を身に付けるまでにどんな時間を過ごしたか。
私を含めて、ほぼ全ての人が最低でも9年間に亘って45~50分一コマの授業という枠の中で集中力を発揮してきたと思います。
高校に進学している人はさらに3年間。大学に進学している人は追加で2~8年間。
少しずつ一コマの時間は長くなっているものの、最大でも90分間集中して取り組んだ後は、休憩を挟んで別の科目に取り組む。
こうやって、「決められた時間」の中でどれだけのパフォーマンスを発揮出来るかを競い合って社会人になるための素養を磨きます。
では、卒業して社会人になってからはどうか?
ご存知の通り、基本的には1日8時間。残業がある場合にはもっと長い時間を「同じ仕事」をこなすために使うことになります。
勉強や研究と仕事では、その中身も全く違うのはもちろんですが、それだけではありません。
時間も決められていない状態で、対前年だったり、前任者と比較してだったりという曖昧な基準での成果を求められる。
もはや、全く違うゲームだということが分かるでしょうか。
でね、私たちはいつまで経っても「決められた時間」だったり、「決められた枠」の中で成果をあげることに長けています。
#ほとんどの人が得意
#苦手な人も1割くらいいる
なぜなら、成長期という1番大切な時期のほとんどをそうやって費やしたから。
であれば、現在対応している仕事に関しても、時間や内容など、明確な制約を意図的に設ける事で、得意なゲームに変えることが出来ます。
分かりやすく言えば、1日8時間を1時間ごとに分けて、1時間ごとに別の仕事をするようなスケジューリングをする。
ちょうど、学生時代の『時間割』みたいな感じですね。
これをすることで、確実に生産性はあがります。しかも一切の費用をかけずに!
なかなか仕事が進まないという人は、騙されたと思って、試してみて下さい。
時間が足りないと思うくらい集中出来ますよ。
じゃ、またね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?