泥舟の舵をこの手に<840/1000>
【ニコチンレス生活860日目】
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こんばんは。
石橋を叩いて渡るタイプの人間が集まると、何の行動も出来ないまま時間だけが経過してしまうという現実を自組織で痛感しているコマリストです。
新しいことにチャレンジしようとする時、後先考えることなく、とりあえずやってみるという選択をする人と、事前にリスクを潰してから行動する人の二種類に分かれます。
これは、どちらが良いとか悪いとかいうことは無く、どちらも一長一短あるので、最終的にはバランスが大事だという結論になるわけです。
そう。バランスが大事なので、同じ性質をもつ人が一堂に会した時なんかは最悪で、集まって話し合えば全員一致でまとまるのに、いざ動き出そうとすると、、、。
かたや、動かない理由をたくさん見つけては、立ち止まって動かなくなる。
一方で、全くまとまりもなく、思いつくまま行動しては、時間とお金を浪費する。
どちらに偏ってもこういう結果になってしまうので、多くの組織でバランスのとれた人材配置を考えようとしてみるもの。
ですが、これまた厄介なことに、同じ人がどちらの立場にも変化するので、結局はリーダーシップをとる人物次第。
そして私自身が、昨年立ち上げに係わり、トラブルの末に代表を務めることになった会社で、まさにバランスを崩して舵を失った組織の停滞を経験しています。
トラブルによって代表を務めることになったと言うだけあって、創業時に必要となる思い入れのようなものを誰一人として持ち合わせていません。
そんな中で、猪突猛進タイプの人間が個人の判断で行動してコストを食い潰す。
身銭を切って動き続けるも、なかなか成果に繋がらない。
時間が経つほどに、投下した時間とお金がのしかかり、判断を鈍らせる。
そして、内部で互いを責めるような感情が生まれ始め、会議はヒートアップするようになる。
実際に、こんな状況になってしまったため、これを打開するためにも、正しい正しくないを無視して、私自身が自ら前線に出て無理やりにでも結果を出すことで、メンバーを鼓舞する。
もう、これしかない。少なくとも私にはこれしか思いつかなかった。
効率が悪いとか、現代的じゃないとか言われるだろうし、思われると思う。
だけど、完全に空回りを始めた組織に必要なのは、かっこいい戦略でも、驚くような奇策でもない。
ただ、愚直に真っ直ぐ壁をぶち抜いて、結果を持ち帰る。
これが組織に安心感を与え、自分たちにも出来るという自信を再び取り戻すきっかけになる。
そう信じて、誰よりも動いて、大金星を組織に持ち帰るべく動き始めました。
今月中に、泥舟の舵を取り返すぞー!!
じゃ、またね〜!