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目指せ!質問マスター

【ラジオ体操210日目】

こんばんは。
質問力を磨きたくて、色んな教材や講座で学んだこともあるけれど、実際にコミュニケーションのしている時には学んだことなど何一つ覚えていないので、結局自己流で慣れるしかないことにようやく気付いたコマリストです。


今日は『良い質問とは何か』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、”質問”が得意ですか?苦手ですか?


もしかしたら、あまり考えたことがないという人も多いかもしれませんが、質問力は仕事ができる人とできない人を分かつほど重要なスキルだといわれています。


適切な問いは、あらゆる課題を解決する。


かのアインシュタインがこんなことを言うほど重要な質問力。身に付けたいと思いませんか?

Bad Question

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これは、先日私が参加したとある会合での出来事です。この会合では、参加者が企画書を提示して、別のメンバーから様々な視点で質問や指摘を受けながら、ブラッシュアップしていく目的のもの。


先日参加した回では、3つの企画書が議論されました。


この企画書に対して、会合に参加しているメンバーが質問をして、企画書を作成した責任者が回答するというスタイルで進行していきます。


この日、提出された3つの企画書のうち、最後のものについて、特定のメンバーが食って掛かったんです。


質問内容までは書けませんが、
・日本語の表現がおかしい
・コロナ禍であることが検討されていない
・私だったらこう考える
・効果があるとは思えない


こんな感じの質問を、矢継ぎ早に投げかけていきます。1問1答が原則なので、一つ一つについて質問者が納得するまで回答を続けなければいけないという状態。


客観的にやり取りを見ている私ですら、”なんでそんなこと聞いてくるの?”と感じてしまうような嫌な雰囲気でした。


何度も何度も手を挙げて同じ人が質問し続けるから、回答者は少しずつ疲弊していって、最後の方は顔が下を向き、声も小さくなって、明らかにモチベーションが下がっているのが分かりました。


これは、明らかに『悪い質問』だといわざるを得ませんよね。

Good Question

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では、どんな質問が良い質問だといえるのか、私なりに考えてみました。


良い質問とは、
・回答する側に”気づき”を与える質問
・「今」ではなく「将来」感謝できる質問


他にもいくつかあると思いますが、特に今回のケースを客観的に見ていて感じたのはこの2つでした。


まず、回答者に気づきを与える質問というものについては、「企画書」からは読み取ることができない”不足情報”だったり、第三者がどう受け取るのかという”客観的な情報”を質問を通じて気づかせるもの。


これは、回答する側としては非常にありがたい質問ですよね。当事者ではどうしても気づくことができない視点で考えさせてもらえる質問は、企画の質を向上させるので、この会合の目的のど真ん中です。


もう一つの、未来に振り返った時に感謝できる質問というものについては、企画者が想定できていなかった状況を想起させる質問です。


〇〇という状況になったらどう対応するのか?
××が起きた場合はどうするのか?


質問としてはこんな感じですが、明らかに企画者が想定できていない状況を提示するので、回答するのに非常に苦労する質問です。


この質問。
回答するタイミングである”今”は、「そんな質問しないでほしい」と思いつつ必死で考えを巡らせるわけですが、実際にその状況が起きた時(つまり未来)には、”ありがたすぎる質問”に化けるんです。


実際に企画書の内容に取り組み始めると、想定していないことも含めて、たくさんの事態が発生します。


バタバタしている運営期間中には、じっくり考えることなんてできないことが多いんです。


だからこそ、実際に始まる前に質問の中で考えることができていると、対応も早くなるし、間違った判断をしなくて済む。


つまり、「企画者の未来の状況」まで考慮した最高の質問だといえるわけですね。


この2つのうち、特に2つ目は難しいと思います。
何度も何度も質問したり、されたりを繰り返していくうちに少しずつ身に付いていくという感じだと思います。


この先、自分自身が質問をする際はもちろんですが、質問をされる立場になった際には、「どんな目的を持ってこの質問をしてきたのか?」ということを考えてみて下さい。


きっと、相手からの質問から、たくさんのことを学べると思います。
そして、何より重要なのは、自分にとって”良い質問とはどんなものなのか”という定義をしっかり持っておくこと。


これらを意識して取り組んでいくことで、きっと『質問マスター』になることができると思います。


自分も、相手も幸せに導く質問マスター。


私もこの領域に到達できるように、頑張ってみようかな☆

じゃ、またね!

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