おなじ土俵で<310/1000>
【ラジオ体操613日目】
『ニコチンレス生活334日目』
こんばんは。
目の前の相手に目線を合わせるように意識しているけれど、それが相手に伝わっていないと気付かされたコマリストです。
今日は『目線を合わせるなら、接触頻度を変えろ』というテーマで書いていきたいと思います。
こんな言葉を聞いたことがあるでしょうか。
仕事でもプライベートでも、相手の立場に立つことは重要なスキルとされています。
ただし、この「相手の立場に立つ」というのが曲者で、多くの場合が”つもり”になってしまう。
こちらが相手の立場に立っている”つもり”になってしまうと、感情のすれ違いが発生し、失敗の原因になったりします。
今日は、どれだけ言葉にして伝えても、相手と同じ土俵にいることを理解してもらうのは難しいというお話です。
ちなみに、常に同じ土俵にいることが良いというわけでは無いですよ〜!
もっと早く気づいていれば
先日実施したとある会社でのプロジェクトの集大成となる「最終報告会」。
実は、この報告会が終わったあとにメンバーの一人から面白い話がありました。
そのメンバーの名前はKさん。
2人いる女性メンバーの1人で、最終報告会の前日に休暇であるにも関わらず、自宅から資料を修正して送ってくれた責任感の強い方です。
#素晴らしい
コマ
「昨日は、お休みのだったのに資料修正の時間を取られるなんて、素晴らしいですね」
Kさん
『ホントに不安で、ギリギリまで必死だったんです』
コマ
「ホントですか?すごく堂々と話が出来てましたよ!」
Kさん
『ありがとうございます!あの、実は昨日初めて資料を直接送って、メールでのやり取りをしてみて気づいたことがあるんです。』
コマ
「ん?何かありましたか?」
Kさん
『資料のコメントだったり、メールの一言一言から、本気で私達と同じ目線で向き合ってくれているんだということに今さら気づいたんです。』
コマ
「今日で最終日なのにですか?笑」
Kさん
『そうなんですよ!何だかすごく距離の遠いところにいる”すごい先生”という印象がずっとあったので・・。』
コマ
「すごい先生ってw 常にメンバーの一員だと思いながら参加してましたよ?」
Kさん
『そうですよね。もっと早く気づいていたら、もっと色々教えてもらえたのにと後悔しています。』
めちゃめちゃ感動するようなメンバーの発表を終えてからのこんなやり取り。
このやり取り自体が本当にありがたいものだなと感じつつ、私自身が反省させられるやり取りだったなと感じました。
言葉だけでは足りない
このKさんとのやり取りから、私が反省させられたのはどんなことだったのか。
それは、
最終日前日まで、『同じ目線でいる』ということを伝えられていなかったこと。
今年の3月に初めてメンバーと顔合わせをしてから半年間。
月に2回~3回の頻度で2時間強の時間を使って色んな話をしてきました。
そのプロジェクトの初回には、メンバーの皆さんに対してこんなことをお伝えしていました。
コマ
「私は”先生”ではありません。皆さんと同じメンバーの1人として、会社の課題を解決する取組みを実行していきましょう」
半年のプロジェクトを行う中で、何回かこの言葉を伝えてきた”つもり”です。
そして、この言葉と同じくらいの頻度で伝えたもうひとつの言葉があります。
それは、
「私は皆さんに『考え方』を伝えることは出来ますが、会社のことは皆さんの方がよく知っています。なので、私に教えるつもりで接して下さい。」
こんな言葉を伝えてきていたため、私としては”ちゃんと伝わっている”と思い込んでいました。
#勘違い
けれど、実際は違ったわけです。
Kさんや、リーダーからすると、自分が勤めている会社の役員と対等に会話をしているコマリストという人物は「すごい人」でしかない。
#確かに
#そうだったかも
そんな目線で私のことを見ていたそうです。
そんな目線で見ている”先生”が「皆さんと同じ目線ですよ」と伝えてきても、そんな風には見られない。
#会社員の目線
#距離感
つまり、言葉だけでは全く足りていなかったんです。
これは、本当の意味でメンバーの皆さんと同じ目線に立つことが出来ていなかった私の反省すべき部分であり、次回以降に活かすべき点だと思っています。
もちろん、仲良くなれば良いというわけではありません。
けれど、Kさんのように、もっと早く気づくことが出来ていたら、もっと成長出来たと思ってくれる方がいるのであれば、私の接し方を改善する必要がある。
#自分が変わる
メンバーの一員なら、リーダーとだけやり取りをするのではなく、もっとメンバーともやり取りができたのではないか。
メンバーが抱えていた不安や課題に、もっと寄り添って話を聞くことが出来たのではないか。
考えれば考えるほど、改善点はたくさん出てきます。
#改善は無限
#良い事
次回、同じ後悔をしないように、しっかりと受け止めて、見直していきます。
メンバーの皆さん!
私の成長のチャンスをくれて、ありがとうございました。
じゃ、またね〜!