第37回NAHAマラソン - 6分34秒ぶんの根性不足
わずか6分34秒でサブ4逃す
シンプルに悔しい！そして不甲斐ない！！
それが率直な感想。
自分のなかで今年のメインイベントと位置付けていた第37回NAHAマラソン。結論から言えば、ネットで《4時間06分34秒》。本気でサブ4を狙っていたのだけど、どうやら『6分34秒ぶんの根性』が足りなかったよう。涙
○ 大会1週間前に走ったハーフマラソンでは1時間48分09秒
○ 11月の走行距離は計216km
○ 8月に80kg以上あった体重は73kg台まで減量
サブ4を狙える材料はある程度揃っていた（と思う）し、アップダウンの多いNAHAマラソンでなければ、実際サブ4達成出来ていたかもしれない（タラレバは無粋だが）。
「NAHAマラソン」というドＳコース
NAHAマラソンのコースは ”難しい” ことで有名。スタートからじわじわ小刻みなアップダウンを繰り返して行きながら、10km過ぎたあたりからドＳっぷりが炸裂。20km地点までに高度100mまで（上がったり下がったりしながら）駆け上がっていく。ちなみに「獲得標高」は約290mらしい。
参考までに、先月（11月5日）走った富山マラソンの場合、大きなアップダウンと言えば中間地点の新湊大橋くらいで、高度は40mほど。あとは割と平坦。比較すると、富山マラソンがいかに「優しいコース」だったか…。
32kmまではサブ4ペースだったが…
今回のラップタイムは下記。
スタート直後は ”ランナー渋滞” のなかでゆっくりペース。ある程度バラけてきたところからはキロ5分20～30秒程度で安定走行。昨年は早々に歩いてしまっていたドＳな上り坂も無事走り切り、中間地点を1時間58分（手元時計）で通過。後半序盤の下り基調はある程度坂道に身を任せる形でキロ5分ちょいペースで走行。
……そこまでは良かった。問題は「あと10km」を迎えた32km地点から。
正確に言えば、（フルマラソンあるあるなのだろうけど）30km迎えたあたりから脚が重くなってきた。そして「32kmいったらちょっと歩こう」と悪魔の囁き。。。こうなるともうガタガタ崩れていく一方で、そこからは少し走ってはまた歩いて…のくり返し。
なぜ崩れたのか？
タイトルで「根性不足」と書いたが、「根性論」を良しとされない時代でもあるのでもう少し理性的に（笑）。32km以降崩れた原因として考えられるのは以下の4つ。
❶ アップダウン（特に下り坂のオーバーペース）で脚がやられた。
特に20km以降の下り坂。サブ4圏内をキープしよう（貯金を貯めよう）と、下り坂では少しペースアップしたのだが、結果的にはオーバーペースで、脚に負荷を与える形となった。
❷ 体内のエネルギーが枯渇した。
一応考えられる要因としては挙げたものの、これに関しては恐らく要因としては小さいと思う。今回、栄養ジェルはモルテン×2とアミノサウルス×1を①15km地点、②25km地点、③35km地点で摂取。前日・当日の朝も炭水化物中心にしっかり食べていたので、栄養補給面で何か他のランナーの方々と比べて劣る部分は無かったはず。
❸ そもそもの距離不足。
結局のところこれに尽きるっちゃ尽きる。「11月は月間216km走った」とは言え、問題はその中身。例えば5kmをゆっくり走る練習をダラダラ積み上げて距離を稼いでもあまり意味はなく。サブ4狙うならば、キロ5分30秒×20～30km程度のペース走をもっとコンスタントにこなすべきだった。（分かっていた。）
❹ 前々日～前日たくさん歩いて疲れていた…。汗
実はこれも少しあると思っている。せっかく沖縄に来たのだからやむなしではるのだけど、移動日当日はアメリカンヴィレッジ行ったり、レース前日には斎場御嶽やガンガラーの谷など行ったり。それなりに観光して、それなりに歩き…。ふくらはぎ中心に疲労感が抜けていない感覚もあった。
………で、結局4時間06分34秒でゴール…。
手応えとこれからの課題
…なんて書くと大袈裟だが、手ごたえもあった。それは、
○ 昨年9年ぶりに走ったフルマラソン（同じくNAHAマラソン）から約50分タイムを短縮できたこと
○ 1ヶ月前に走った富山マラソンからも、約17分短縮できたこと
--- 思えば去年7月。妻と某サイ○リアでご飯を食べている時に「またNAHAマラソン走っちゃう？」となかばノリで再開したフルマラソンチャレンジ。サブ4をコンスタントに達成出来ていた頃から10歳年齢を重ね、年相応に腰や膝にも多少の不安を抱えつつどこまで成長出来るか不安ではあったが、ちゃんとタイムが付いてきたことは大きな手応え。40代後半からでも、まだまだ成長できる。
但し上述した通り、「ただ距離を稼ぐためのランニング」に意味がないことは（分かっていたけど）痛感。目標は『50歳までにサブ3.5達成』。そのためにも、日々のランニングに対してこれまで以上に目的意識とメリハリをしっかり持っていきたい……と改めて。