皆さんの素敵なコラボレーションのきっかけになれますように。 (『Spready』をリニューアルしました!)
年末のnoteでも少し触れましたが、2020年1月23日、「Spready(スプレディ)」をリニューアルローンチいたしました!Spreadyのローンチは2019年5月30日ですので、7ヶ月少々でのリニューアルとなります。
今回のリニューアルは、「どうやったら、ユーザーさんに対して”最高の体験”を提供できるのか」を突き詰める上で、どうしても必要でした。
私たちがSpreadyを通じて提供したいと考えている価値はそのままに、デザインや機能を新たに定義。
(もはや別サービスのローンチに近いプロジェクトでした・・)
コラボレーションSNS Spready(スプレディ)のご紹介
初めて弊社のサービスに触れていただくユーザさんも多くいらっしゃいましたので、少しご紹介を。
Spreadyは、人と人が信用を基につながり、
共に信頼し合って新しいことに挑戦するためのプラットフォームです。
スプレッダーさん(=個人ユーザさん)は掲載されている案件の中で、「あ!」と思う友人知人の方がいらっしゃいましたら、その方にお声がけをいただき、Spready上で依頼主である法人ユーザさんとの”縁”をつないでいただきます。
おつなぎごとに、スプレッダーさん&友人知人の双方にポイントが付与され、”日常でちょっと嬉しい体験”をリワードとして受け取っていただくことができます。
これまでのSpreadyから変わったこと
根本的な提供価値とサービス名称以外は、ほぼ全てに手を加えていますので、あげればキリがなさそうですが、大きなところだけ。
個人ユーザ(=スプレッダーさん)
・登録いただいている 皆さますべてがログインせずに案件を閲覧、シェア、知人に紹介をすることが出来るようになりました。
・すべての案件への応募は「知人からの紹介」が必要となります。
・「Spready Reward Program」の提供を開始。
”Spready Reward Program”については、別途柳川から紹介します!
その他、タイムラインの設置、スプレッダーランキングの公開、利用法人ユーザからの「会いたいリクエスト」機能など、これまでになかった機能も加えています。
法人ユーザ(=依頼者)
・案件をSNSシェアいただけるようになりました。ログインせずに案件を閲覧、シェアすることが可能です。
・「会いたい」リクエストを送付する機能、タイムラインへの投稿などを通じて、スプレッダーさんに直接アプローチいただけるようになりました。
・Slack連携の実装、案件作成画面のブラッシュアップ、ダッシュボードの整理など、オペレーション機能の改善を図っています。
法人ユーザさんからよくいただいていた「スプレッダーさんに直接お話をしたい!」「スプレッダーさんに会いたい!」というご要望を取りれた機能が追加されています。
こうして本日、Spreadyは”コラボレーションSNS「Spready(スプレディ)」”として、本日が新たな船出を迎えました。初期から支えてくださったスプレッダーの皆さん、ご利用いただいていた法人ユーザの皆さん、本当にありがとうございました!
(刷新したステイトメント)
リニューアルローンチの背景
この度のリニューアルに関しては「ポジティブな意味で、良くこのタイミングでそんな思い切った意思決定をするね!」というお言葉をいただいたりも。ただ、私たちにとっては、一瞬の躊躇も、迷いも、葛藤もありませんでした。
だって、当たり前です。
私たちが、このサービスに触れる皆さんに提供したい価値、Spreadyを通じて実現したい世界。これまでのSpreadyで、僕たちのミッション・ビジョンに到達することは難しいと感じていたからです。
(Spreadyのミッション・ビジョン・バリュー)
サービスとしてのSpreadyで挑戦しなければいけないのは、これまでに存在しなかった、”人と組織”の新しい『つながり方の発明』です。
過去に前例がなく、参考にできるサービスもない。(サービスもあまり既視感がないと思います。もちろん似たモデルを取るサービスはありますけどね。)全てを私たち自身で定義をし、細かな意思決定を重ねてきました。
ただ、私たちが恵まれているのは、Spreadyが多くの協力者により支えられ、日々たくさんのフィードバックをいただける環境でサービス運営ができる、という点です。
(いつもありがとうございます!)
法人も個人も、コラボレーションの時代へ
今回のローンチと同時に、Spreadyのブランド変更も行いました。Spreadyは多面的で、様々な捉え方や解釈ができるサービスです。
多面性や解釈の余白は良くもあり、悪くもある。
Spreadyが持つ多面性は、「で、このサービスは何?(So, What?)」とセットで初めて素晴らしい価値になるのです。
様々なフィードバックをいただく中で、改めてSpreadyについて思考・整理し、私たちはサービスとしてのSpreadyが社会で果たす役割を「コラボレーション」というコンセプトで表現することにしました。
「コラボレーション」という言葉は非常に聞きなれた言葉ですが、この概念はその重要性がますます高まっているのではないでしょうか。
例えば、企業運営という観点。ヒト・モノ・カネが増え続ける世界では、あらゆる資源を確保・占有し、競争相手と戦うのが王道です。一方、これからの時代はどうでしょうか?全ての資源が減少する局面では、占有は難易度がますます高まり、資源を持つことはリスクにもなり得ます。だからこそ、「シェア」あるいは「コラボレーション(協働)」です。
Spreadyの法人ユーザの代表的な活用事例が、『新規事業開発』。新規事業を立ち上げる際には、そもそも未知の領域への挑戦であり、元々既存組織の中に資源がない。だからこそ、コラボレーションを通じてビジネスを進めて行く感覚やスタンスを強く持っている方が多いんです。
(Spreadyの活用事例です。ぜひご覧ください!)
組織外とのコラボレーションをどのように活用し、マネージして行くのか。私自身もこの視点は企業運営上も非常に大切だと捉えています。
個人としては、この動きはより顕著です。私は、これから、
「法人ではなく、個人・個人間の有機的なつながりから生まれる経済活動」がますます活発化する、と考えています。
実際、フリーランスの方々を中心に、「グループ」を中心に据えて活動する方が増えています。ゆるやかに一つの集団を作り、その中でお互いが自立しながら、相互にアサインを融通しながら、プロジェクトを推進する。ただ、決して法人として組織化しません。あくまで「グループ」であり「協力者」であり「コミュニティ」です。
個人はもう、既にコラボレーションの時代がはじまっていました。
人をつなぐ行為は、特別な誰かじゃなくてもできる
長くなってきましたが、もう1点だけ大切なことを。「コラボレーションSNS Spready」として、これまでクローズドコミュニティとして運営していたサービスを、オープン化しました。
案件はSNSシェアをいただけるようになりましたし、これまでスプレッダーとして活動いただくには「承認」という対応を行なっていたのですが、これもやめることにしました。
これは、私たちのスタンス・姿勢からの意思決定です。
人をつなぐ行為は、特別な誰かじゃないとできない行為でしょうか?
社交的で、顔の広い、あなたの隣のAさんじゃないとできない行為でしょうか?
私たちは、違うな、と思うんです。
むしろ、人をつないだり、つながれたりしながら、私たちはここにいるんです。誰もが、人をつないだり、つながれたりして生きている。
例えば私の話。私自身は田舎出身で、元々結構な人見知りなんです。そんな私が浪人をすることになって、大阪の予備校に通うことになりました。大阪ですよ?大都会です。50人以上はあるかという教室で、お昼休みはどうしようかと思うわけです。知り合いは本当に一人もいませんしね。
そんな時、「おお、せっかくやったら飯くおや」って声をかけてくれた友達がどれだけありがたかったことか(神に見えた)
環境が変わったり、新しいチャレンジをしたり、どうしても解決できない課題にぶつかって折れそうになったり、悲しくて仕方がなかったり、そんな時、元々私たちは助け合っているんです。
そして、その助け合いの一つカタチが「誰かをつないであげること」。
『コラボレーションSNS Spready』は、このような思想を持つサービスです。
(この頃から話していることです...いつの写真だこれ)
有機的なつながりに、”やりたいこと”のヒントがある
Spreadyが日常の、様々なコラボレーションのきっかけになれたとすると、私たちは日常は、これまで以上の様々な出会いで溢れることになります。
ここで発生するのが、『セレンディピティ』です。
(Spreadyは、セレンディピティ・カンパニーを掲げています)
私は転職という人生の大きな転機に立ち会うことの多い仕事を長くやっていたので、究極的な日本の労働生産性の課題は、『みんなやりたいことがない』ということだと肌感覚を持っています。漠然と、みんな不安なんです。
この悩みの解決は「体験」しないと解決しません。はじめは「やりたいかも」と思ったヒラメキも、体験がなければ永遠に解像度が上がることはなく、もやもやしたまま時が経ち、風化してしまいます。
セレンディピティは「体験」が伴うため価値が高い。
Spreadyを通じて提供したいのは、ユーザの皆さんにとってのコラボレーションという成果であり、その先にあるセレンディピティ溢れる世界です。
(Meet the Wow!)
皆さんの素敵なコラボレーション・セレンディピティをたくさんつくれるように
『あの時、あの時代にSpreadyがあったからこそ、私は、私たちは、今ここにいる。』このような声がたくさん聞けるように、私たちは、もっともっと努力をします。この文章を最後まで読んでいただいた皆さんとは、ぜひ様々関わり合いを持たせていただきながら、長くお付き合いをさせていただけると嬉しいです。
『コラボレーションSNS Spready』が、皆さんの貴重なコラボレーションのきっかけになれるよう、運営一同頑張ります!
(リニューアルの瞬間・・!)
2020.1.23 Masa
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