こう来たか! 《花遊記》
これは、YouTubeのチャンネルThe Swoonの、話し方から察するに韓国系アメリカ人のジェンとサラ二人による【SwoonWorthy with Jen & Sara】という再生リストから知った。
この二人は、イ・ミンホとイ・スンギがお気に入りらしい。
そのイ・スンギの出演作について『monkey king』と繰り返してた。『猿の王様』って何なんだ?と検索したら《花遊記》。
面白そう。観てみよう。
《西遊記》がこうなるのか?!
日本人なら、なんか聞いたことのある【孫悟空】(ドラゴンボールの主役の名前の元ネタよ!念のため)。
詳しくは知らなくても、断片的に『三蔵法師と天竺に仏教経典を求めて旅する猿の妖怪』『カッパの妖怪沙悟浄と豚の妖怪猪八戒が仲間』『めっちゃ強い不死身』『筋斗雲で空を飛ぶ』などなど、聞き覚えのある題材。
それが、こんな解釈で生まれ変わる。
強大な力を持つ妖怪に対するカウンター
『三蔵法師』
暴走する孫悟空は誰にも抑止できない。
三蔵法師だけが、その力を抑えられる。
そして、五台山に押さえつけられていた孫悟空を、言葉巧みに騙くらかされた幼い頃のチン・ソンミが解放してしまう。
【孫悟空が解放される→必ずカウンターとして三蔵法師が出現】という法則に従って、チン・ソンミが三蔵法師という役割を果たすことに。
そして成長したソンミと孫悟空やその仲間たちがあいまみえる.....と話が繰り広げていかれる。
はいっ、もう面白いっ!
孫悟空が間借りしてるのは牛魔王のマンション。
牛魔王は、超大手芸能プロダクションの社長という現世の姿。所属タレントはみんな実は妖怪。
そのうちの一人が猪八戒。現世では韓流アイドルのスーパースター。
コンサートで観客から【気】を集めて特別な【玉】に封じ込めている。
また、大財閥の会長が沙悟浄。系列企業が開発した最新のスマホは先ず孫悟空兄貴に献上。孫悟空兄貴のために家事全般を務めるのが最大の悦び。
このキャラクター設定だけでも、目から鱗。
妖怪よりも人間が恐ろしい
こんな妖怪たちが、欲に塗れた人間たちに振り回される。
デフォルメされているけど、確かに欲望を抑えられない人間は怖い。理性を失えば妖怪よりも怖い。
【牛魔王】というイケオジ
ハンサムでかなりの高身長と抜群のプロポーション!
誰なの、このイケオジ?と目を惹いた。
英語圏でのイケメンの条件【ダーク トール ハンサム】の3条件をも全部満たして余りあるじゃないか?もちろん東アジアの顔立ちなんだけど。
よしっ、Googleさんに教えてもらおう!
で、チャ・スンウォンと判明!
ファッションモデル出身で、188㎝の高身長。何を着ても様になる。
ちょっと淋しいのは、イケオジといっても10歳下という事実。これは「自分が」うすら寂しくなる。
過去作も観たいなぁ、どんなのかなぁ、とまたGoogle検索したら、出てきましたよこれが。↓
(Google検索画像をスクリーンショット)
え?そっち?
観てみよう!
こうして私は韓国バラエティにハマったのだ。