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【雑記】来て欲しいけど、分かってるからね💙

去る6月22・23日、ソウルで推しアイドルであるSUPER JUNIOR の《SUPER SHOW SPIN-OFF: HALF TIME》のアジアツアーが開幕した。

私はCSで視聴したのだが、「これはライブで観たらどれほど興奮しただろう!」な内容だった。
日本のE.L.F.(ファンダム名)の方も多数渡韓されていた様子をSNSなどでお見かけした。

このツアーは、残念ながら日本では開催されない。

日本では、1月にファンミーティングはあったんだけどね〜。
それだけに残念感が募る。

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とはいえ、だ。

身内に舞台関係者がいるので、内情が判る。

箱(会場)と機材と技術スタッフの都合がつかなければ、どんなイベントもコンサートも開催できないのだ。

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例として、街のバレエ教室を挙げてみる。

生徒さんは大半が幼稚園児〜中学生、とする。
人数は50人いるかどうかくらい。
来場者は、出演者の家族・友人・知人がせいぜい。

この規模の教室でも発表会を開催しようと劇場を確保するのは、1年〜1年半前でギリギリ。

たいていの会場は2年前くらいから利用予約を受けつける。(予約開始受付時期は劇場による)

(会場はフル稼働で埋まっていないなら、経営難で潰れる。)

会場を仮確保できました。
では次は?

音響、照明、舞台装置、映像などのそれぞれのスタッフとの交渉に入る。
それぞれの専門性があるので別会社。

会場を確保した日にスタッフに来てもらえるのか、などを確認。

会場とスタッフも確保できて初めて開催を告知でき、生徒さんたちの準備に取りかかれるのだ。

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なので、コンサートやイベントの開催告知の後で、
『そんな会場で!?』
『なぜ来てくれないの!?』
と所属会社やアイドルに直接文句をぶつけられるのは、小林一三(阪急電鉄・宝塚歌劇団創設者)のように、

会場を装置、機材、スタッフ込みでこちらで用意してあるから、いつでも好きに使ってね❤️決まってた会場のキャンセル料?赤字?気にしないで〜。任せて〜❤️

と言えるくらいでなければ、ただの無茶なイチャモンなのだ。

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宝塚歌劇が100年以上存続しているのは、宝塚大劇場と東京宝塚劇場が自前で、阪急電鉄の経営下だからだ。

宝塚歌劇は今でこそ常に満員御礼だが《ベルサイユのばら》で大ハネするまでは、日によっては生徒(団員)さんたちが『今日は看護師さんの団体だったね〜。(客席の背もたれの白カバーが目立つね。)』と言い合うような時期もあった。

私が子どもの頃は、今は無くなった併設遊園地で遊んだ帰りに寄っても、チケットは楽勝で買えるくらいだった。

阪急電鉄が損切りしていたら、今の宝塚歌劇の姿は無かったと思う。

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あ、話が逸れた。

まとめれば、開催告知公開の後の日程や会場変更を要求して所属会社にトラックデモをしたり、嘆願書を送ったら、悲しい思いをするのは当のアイドル(この記事的にはSUPER JUNIOR)でしかないということだ。

加えて、来年はデビュー20周年でSUPER SHOW 10を開催する事をすでにメンバーたちが告知している。

もう日本でも、どこかのドームの仮押さえは水面下で進んでいる時期だ。
各専門スタッフとの交渉も始まってるはずだ。

E.L.F.の愛の発露ではあるが、無理無茶を受け入れさせる時期ではない。

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私はSUPER JUNIOR のリーダー イトゥクに、メンバーたちに、申し訳ながってほしくない。

存在して、笑っていてくれてるだけでコマウォだ。

E.L.F.歴は浅いが、メンバーたちがのびのびと明るく楽しいそしてハイレベルな舞台を見せてくれるのが嬉しい。

大切な存在と同じ時を生きる事ができる、というのはとてもすばらしいことだから。

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なんかとりとめなくなった。

ではまた。

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