幼児向けオンライン英会話の…番外編【4歳児のおうち日本語とおうち英語】

シリーズ化している(?)幼児向けオンライン英会話の記事に関連して、少しそれますが日本語教育に関してです。
実はこの記事、下書きして2年近く寝かせてしまっていたことに最近気づき…今は娘はさらに成長しているのですが、せっかくなので当時のことも残しておきたいので少し手を加えてUPします。

まもなく5歳になろうとする娘の最近のおうち英語(と名乗って良いものか・・・)と、日本語の勉強について、簡単にまとめてみました。

日本語の勉強
にほんごのべんきょう、とわざわざ勉強感を出している理由は、娘は日本に帰国してもう1年経つというころですが、日本語力が周りの子に比べて1歳ほどビハインドしており(一応、発達検査を受けました)、家にいるとつい英語を使いがちで、他言語環境にいるとそうなりがちであることを受け入れつつも、いったん日本語を強化することにしました。
さて日本語を学ばせるとは?となるのですが、その自治体のガイドに従うと語彙を増やすために日常の単語を教えるとか親子での言語コミュニケーションを増やすなどを地道にするなどという、明確な指標を持ちにくいしなんだか教育チックで面白みがないなぁと感じたので、自分で勝手にプランを立てることにしました。

自治体の提供する言語聴覚士の検査では言葉のテストを行って能力が年齢相応かどうかを判断するという流れだったのですが、そのときのテスト内容がほぼほぼ小学校受験で行うようなものだったので、いっそのこと小学校受験対策でもするか、と考えました。

例えば、お話の記憶や、口頭で出された指示に対して正しい答えを言うまたは行動する運動テストなどという、読み書きができなくてもできる「対人コミュニケーション力」「常識力」「基礎運動能力」みたいなものが日本の小学校受験では求められており、本当に受験しなかったとしてもこの対策するだけで結構人生の役に立ちそうに思いました。
さらにはそこに手をかけた願書作成や親子面接などが加わるのですが(親の出てくるこれが一番キモだったりする)、ついでに鬼倍率の国立受験であれば抽選があるのでくじ運が一番重要なのですが、実際に受けない側としては過去問題集をかりながら自宅でマイペースに勉強する分にはデメリットは無いように思います。

どんな対策をやるかというと、具体的には日本の昔話やイソップ童話など有名なお話をラインナップに入れたり(これまでは娘のリクエストに従って自由に絵本を選んでおり、英語の本が多かった)、四季のイベントや文化体験をさせどの季節に何が起こるかを記憶づけたり(季節の花の名前に触れたり、野菜を収穫したり、自然に触れたり)、スキップや縄跳びや跳び箱などの基礎的な運動を習いに行ったりです(運動音痴な私としては、小さい頃にこういうことを習えるのはうらやましいし凄く意味がありそう!)。

あとは、集中力強化のためにも、プリント学習をするご家庭が多いです。とりあえずうちもネットに転がっている小学校受験対策プリントを印刷して夕飯前にやらせています。
ひらがなは読み書き出来たらそれに越したことはないでしょうが、前述の通り小学校受験ではひらがなは書ける必要がなく、さらには数字も書ける必要はありません。ペーパー試験で数を問われる問題では、その数だけ丸を書くなどの回答方式です。

英語の勉強
日本語強化月間の間はオンライン英語を辞めることにしました。
インプットはYouTube。英語に触れる機会を維持するという意味で役に立っていると思います。
読み書きに関しては日本語と同様ほぼ教えていません。書けるのはまだまだ先でいいと判断しています。ですがフォニックスや音節のまとまりなどは記憶定着にも大事ですので、音と一緒にスペルを記憶するところまでは到達させています(そういうのはOutschoolに大変お世話になりました)。親から教えていることは特にありませんが、自然に目に入る文字でなんとなく単語は認識しつつあるようです。
プリント学習に関しては、英語用のフリー素材がネットに転がっているものの、印刷するのも面倒だし(うちにはプリンターがない。。)、ネットで幼児向け英語プリントやテキストを買うのもなんだかなぁと、もうここは文明の利器に頼ることにしました。
Khan AcademyのアプリをiPadにインストールし、本人が気の向くままにお勉強(遊び?)しています。iPadは未就学までを対象としているので5歳くらいまでを網羅されているようですが、フォニックスも単語構成も交えながらリスニングクイズもできるので、やはりKhanは素晴らしいフリー教材だなと感じます。知育や知能クイズのようなものは、日本語のお受験ペーパーで出てくるので、英語で解かせる必要はないかなと対象外です。

最近はこのように特に通学などせず自宅で英語を子供に学ばせることを「おうち英語」と呼ぶようなので、それにのっかっておうち日本語とおうち英語と称して現在の私の計画を書かせていただきました。

※2021年2月の記事です。