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♪~インカムゲインでスローライフを~♪ ≪2023年夏 第一四半期決算篇≫

(この記事は『株式投資はそれほど難しくない、やり方さえ間違えなければ低リスクでコンスタントに十分な利益を生むことが出来るものだ』という私の主張を実証するため実際に私の投資成績を四半期ごとに公開しているものです)

3月決算銘柄の第一四半期決算の発表が概ね一巡しました。現在私は180銘柄前後を所有していますが、状況はかなり厳しく、銘柄別では良い悪いが交錯状態なものの、加重平均すれば減益銘柄が7割増益銘柄が3割といった体感です。

何度かこの記事で書いていることですが、「配当」は長い目で見れば利益と正の相関関係を持っています、しかしながら下方硬直性が少なからずあって、減益即減配とはならず、逆に増益に対しては配当金も反応しやすい性質があります。

今期も状況は一部で良い感触があるものの大勢は芳しくない、しかしながら受け取り配当収入の見込みは微増という結果になりました。

私自身はこれが良い社会構造であるとは決して思ってないのですが、現状が株主優先のいわば「株主資本主義」になっているのは事実で、それに対する一個人の処世術として配当金本位の株式投資をこの記事では勧めているものです。

ところで、先に私は株を売るケースは基本2つしかないと断言しました。1つは『配当金が減額になり配当利回りが買った価格に対して悪くなったもの』、もう一つは『配当金が増す以上に株価が先行し、現状の価格に対する配当利回りが悪くなったもの』です。

しかし、正直に言うと最近は少しこれを逸脱した売りもしていて、『ここ数年以内に配当利回りが悪くなることが強く懸念されるもの』=1つ目のケースに派生したケースも売りの対象にしています。たとえば4310ドリームインキュベータなどはこれにあたります。とはいえ、これはもともと試しに100株だけ持っていたものでやはり主力は上記のとくに2番目のケースが占めています。

4626太陽HD。8132シナネンHD、7912大日本印刷、5214日本電硝などは買った時に比べ株価が十分高くなっていてかつ当面増配しそうもない銘柄なのでここ三か月の間で持ち株数を減らしました。
逆に新規に始めたり持ち株数を増やした銘柄には、7148FPG、6919ケル、2393ケアサプライ、7927ムトー精工、7931未来工業、7762シチズンなどがあげられます。

次に前回と同様現在のポートフォリオで年間配当金額が3万円以上を予測される銘柄を一覧表にしておきます。現在値は8月15日終値のものです。

最後に2023年8月15日(火)終値でのデータをまとめます。
今期のポートファリオで考えられる私の予想年間配当金額は5,320,795円、取得金額に対する配当利回り6.67%、現値に対する配当利回り3.86%、2023年年初からの売買損益額は+8,101,100円!となっています。

この数字だけ見るとこの記事必ずしもインカムゲインの話ではないみたいになっているのですが、あくまでも投資姿勢はインカムゲイン本位でやっているうちに意識せずしてこうなった話とご理解願います。

(文中の写真はこの夏に木曽方面を旅行した時に撮ったものです。記事の内容とは関係ありません。二つの滝の写真は中山道にあって男滝女滝として対になっているものです)


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