♪~インカムゲインでスローライフを~♪ ≪2023年秋 第2四半期決算篇≫
この冬から来年にかけてある程度まとまったお金が必要になったため、9432NTTを中心にかなりな金額を売り越ししました。
9月から本日まででいうと売り約930万円買い約360万円で、570万円の売越し、税金を差し引いた差額はほぼ投資とは別の生活資金なので、今後の買いのためのキャッシュポジションは今は残り20~30万円程度です。
ただ、前四半期での予想年間配当金額5,320,795円に対し、現状5,323,045円で約570万円売越ししても尚、受取り予想金額は減らないどころか微かながらも『増』!という結果になりました。
金の卵を産むニワトリを大量に売っても、我が家の金の卵は増産体制にあるというのも不思議な話ではありますが、これには要因が2つあります。
1つはこの決算発表で配当金予想を増額した銘柄が比較的多かったこと、2つ目は(これこそずっと私が言い続けている投資の基本ですが)現在値での配当利回りが低くなった株を売って配当利回りの高い銘柄を買う(つまりこれが初期の投資利回りになります)ことによります。
あまり卵を産めなくなったニワトリでもどういうわけだか高値で買ってくださる篤志家の方も世の中にはたくさんいらっしゃるので、それは売ることにして、その代わりこれから毎年たくさん卵を産めそうな元気な若ドリを買っていきましょう。
具体的に売ったのは9432NTT合計34,500株をはじめ8031三井物産、9412スカパー、8132シナネン、3436SUMCO、またこれはTOBがかかり上場廃止のためですが4312サイバネットなど。逆に買ったのは3457AndDoを優待目的で大幅買増し、5284ヤマウHD、5351品川リフラ買増し、5988バイオラック、6918アバール、1898世紀東急、4595ミズホメディはいずれも先行き不安と配当金減額予想があったためいったん売ったものの今四半期決算の好調を見ての買戻しなどです。
私の買っている銘柄をみると小型株であまり名の知られていないような銘柄も多いのですが、9割以上参考にしている情報は"Kabutan"の無料会員として見ることのできるものだけで、これは誰でもただで見ることのできるものです。また各株の決算情報も一次情報としてはほぼ100%このサイトによっています。
ところで本題のこの四半期ですが、決算内容は良し悪し半ばでした。ですが、これも毎回述べていること、配当金には下方硬直性があるため、私の持株の範囲で見ると引き続き配当予想は+61,115円と微増となっています(四半期ごとに微増しているので1年でみるとかなりの増かも?)。以下PDF貼り付けます
3436SUMCOはこの発表を受けてすぐに売りましたが、発表時には持っていたものなので計算に加えてあります。
次に受取り配当金年間3万円以上が予想される銘柄のポートフォリオも張っておきます。
最後に2023年11月17日(金)終値でのデータのまとめです。
今期のポートファリオで考えられる私の予想年間配当金額は5,323,045円、取得金額に対する配当利回り6.79%、現在値に対する配当利回り3.83%、2023年年初からの売買損益額は+12,412,120円となっています。
また年初からの売買累計は売り概算3000万円に対して買い2100万円、約900万円の売り越しで推移しています。物価も高くなり必要な生活費もだんだんと多くなっているので来年以降も売り越しの傾向は続くかと思われます。ただ受取り配当金までが少なくなるようなポートフォリオになることは今後も避けていこうと思っています。
(文中の写真は今秋御嶽山、赤沢自然休養林方面を旅行して撮ったものです。本文の内容とは直接関係ありません)