♪~インカムゲインでスローライフを~♪ ≪2023年春 22年度本決算篇≫
(この記事は『株式投資はそれほど難しくない、やり方さえ間違えなければ低リスクでコンスタントに十分な利益を生むことが出来るものだ』という私の主張を実証するため実際に私の投資成績を四半期ごとに公開しているものです)
まずは決算発表による私の持株の予想配当金の増減を一覧表にしていますのでご覧ください。
表は配当金の前回予想と修正後の金額、そして今期(2024年3月末決算)の会社予想額です。総じて行ってこい、というより個別銘柄では2760東エレデバイスのように前期(2023年3月末決算)増額修正、今期大幅減額という「上ひげ陰線」的な銘柄が多いように感じました。
それでも私の持株では辛うじて差し引き45,500円、わずかにプラスの結果になっていますが、今年度の先行きの厳しさを感じます。
6918アバールデータ、9104商船三井、1518三井松島HDの前期の高配当が今期続かないことは想定内だったのですが2760東エレデバだけでなく7537丸文や8141新光商事のような半導体関連株が軒並み弱気に転じてしまったのは少々私にはショックだったところもあります。
ただ、全体では若干のプラスを保ったのはやはり少額ずつでも幅広い銘柄に分散投資した結果でしょうか・・・
この記事はこれから株を始めようと考えている人、多少は手をつけてみたもののあまり上手くいってない人向けに私の実践例を紹介し、今後何かのヒントになればということで書いているものなのですが、さすがに今年のこの環境から始めるのは私はリスキーだと感じています。
日経平均はバブル後の最高値を超え、TOPIXも同様に上昇しているのですが、私の配当金本位の持株の時価評価額との乖離があまりにも大きくなっていて、実態と全体株価は合っていないのではないかと思うのです。
もちろんこういうチャンス、腕に覚えのある人なら博打張るには良いタイミングですが、博打は半分は負けますし、胴元がいるわけですから大抵は半分以上は負けます。
元々私はあくまでインカムゲイン本位、キャピタルゲインは無いものとして人生設計もしているので上にも下にも大波が来ないことのほうがありがたいのです―
毎回この記事では私の持株で時価評価額の高い株をご紹介してきましたが、インカムゲイン(配当金)に重きを置いたこの記事に必ずしも合っていないと思い、今回から年間3万円以上の配当金を見込んでいる銘柄のご紹介をすることにしました。
高配当株=バリュー株というイメージですが、表を見ていただけばわかるように私はどちらかというと性質的には成長株、かつ現状が高配当な株を好みにしています。NTTやKDDIのような通信株も私は成長株として期待していますし、現実毎年増配をしている株です。逆に金融株はわずかにしか持っていません。
あとご参考までですが、「あさひ」という発音の入る銘柄は上場企業の中に多くあってとても紛らわしいのですが、『5857アサヒHD』は貴金属リサイクル、廃棄物処理の会社でセクターでは非鉄金属に属しています。
また、お気づきかと思いますが、7433伯東、2760東エレデバ、6254野村マイクロなどは取得した金額に対する利回りはすでに25%を超えています。とくに7433伯東、6254野村マイクロなどは取得してから5年も経ってないような株です。売ればもちろん多額の利益が出ます(売りませんが・・。)
このことも何度か書きましたが、インカムゲイン本位の投資をしていたほうがキャピタルゲインでも≪少なくとも私の人生の中においては≫抜群に好成績を収めています。
最後に、2023年5月19日(金)終値でのデータです。今期の私の予想年間配当金額は5,240.465円、取得金額に対する配当利回り6.69%、現値に対する配当利回り3.98%、2023年年初からの売買損益額は+5,875,600円となっています。
また、上記PDFの表も2023年5月19日(金)の終値データと情報を元に作成しました。
(文中の写真は今年GW前天草を旅行して撮ったものです、記事とは関係ありません。因みに松飾の写真、この時期にも玄関に松飾りがあるのは江戸時代からのこの地だけの風習だそうです、『我が家はキリシタンではない』ことを示しているとのこと)