♪~インカムゲインでスローライフを~♪ ≪2023年冬 第3四半期決算篇≫
(この記事は『株式投資はそれほど難しくない、やり方さえ間違えなければ低リスクでコンスタントに十分な利益を生むことが出来るものだ』という私の主張を実証するため実際に私の投資成績を四半期ごとに公開しているものです)
今回の四半期決算ですが、どちらかというと下方修正された銘柄の多い中、配当金という観点からは多少のプラスという展開になりました。
何度かここで書きましたが、基本的に配当金は利益の上昇に比例して増えていくものなのですが、減る場合は必ずしも利益の減少に比例しないという性質(下方硬直性)を持っています。しかも高配当株の場合、株価もまた下方硬直性があって利益の減少割合ほどには下がらない傾向にあります。
高配当株を分散投資することによってキャピタルロスを最小限にとどめながらインカムゲインと時に意図せず得るキャピタルゲインも享受しようというのが私の投資の基本姿勢です。
いつものように以下PDFファイルを張り付けておきます。
減少幅の大きい4595ミズホメディー、5985サンコール、7744ノーリツ鋼機はすべて売却、また光ビジネスも持株数を100株に減らしました。
逆に7995バルカー、6918アバールデータ、7847グラファイトデザインは買い増しし4310ドリームインキュベータ、4748構造計画を新規買いました。
また8096兼松エレクトロニクスは親会社8020兼松による公開買付けが公表され、今3月決算の配当は見送りになりましたが特殊要因のため上記の表には入れていません。
この発表を受け8096兼松エレクトロニクスの一部を市場で売却しそれに代えて親会社8020兼松の株を買い増ししました。また市場で売却しなかった8096兼松エレクトロニクスについては現在公開買付に申し込んでいます。
私の持株の公開買付はこれだけでなく去年の暮れにも9422コネクシオの7419ノジマによる取得が発表されこれも上場廃止が前提のためすべて今年になって売却しました。
このような要因で今年になって間もないのにもかかわらずすでに売買益が250万円を超え、さらに3月末までに追加して300万円弱の利益、合計550万円程度の利益が出ることが確実になっています。
ここまでくると『インカムゲインで~』というタイトルは見直したいくらいなのですが、全く予期しなかったもので単にまぐれ当たりしたものだと考えています。
以下、2023年2月17日終値現在で持株の時価評価額が100万円を超える銘柄の一覧をPDFで張り付けておきます。
ところで2022年の確定申告ですが、1月中に還付申告をしすでに還付金も受け取りました。
1年間の成績ですが配当金の額4,771,715円、貸株配当相当金241,449円、株式譲渡所得(売却益)1,517,695円でした。このうち「貸株配当相当金」などというもの、本来運用上あってはいけなかったものなのですが、非常にわずかな利息をもらうための貸株を権利落ち前に自分の特定口座に戻すのを忘れてしまった(本当の大ポカ!)ために生じたものです。
配当金としてなら30万円以上になっていたものがその8掛け弱でしか受け取れず、配当金控除も受けられず、さらに配当以外の雑所得としてこれに対しさらに課税されるというまさに踏んだり蹴ったりのしろものです。
今年からは二度とそのようなことがないよう、昨年の12月期末銘柄から気合を入れて管理を行うようにしています。
今年の配当金の目安ですが今のところ508万円という数字になっているものの8096兼松エレ関連の出し入れがあるため、ざっくりとそれを超えるだろう程度の目安になっています。次回の本決算篇ではもう少しはっきり方向性が見えてくるかと思います。