ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手にお金と付き合うための本を読んでみた
お金の勉強をしようと思って、大学の図書館で本を探していたらたまたま見つけた本が、題名にある「ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手にお金と付き合うための本」です。
Amazonでも購入できます。
わたしの過去の記事を読んでくださっている人にはわかると思いますが、わたしは浪費家です。
手持ちのお金はすぐに使ってしまいます。
クレジットカードも多用して、支払いに追われています。
大学四年生ながら、貯金はゼロ。
いきなり大きな出費があったら、絶対に払えません。
この本は、ADHDに悩まされている著者が、自身の経験から書いた本です。
絶対これが正しいということでもなく、人それぞれであることを踏まえて読んでくださると嬉しいです。
これは、定型発達と呼ばれるひとたちにも通ずるポイントがあるので、誰にでも読める本だと思います。
本の中身を全て紹介はできないので、わたしが特に共感したところを抜粋します。
貯めることができない、という項目の中に、積み立て貯金は無理のない金額でする、というライフハックが書かれています。
わたしも今まで何度か積立貯金を行いましたが、うまく行ったことはありません。
本を読んで気づいたのですが、その理由は多少無理ある金額で行っていたからだと気づきました。
わたしは、すぐに成果を求めがちです。
コツコツと頑張ることが苦手で、積立貯金なんて長い目で見るものは最も苦手としています。
月に一回引き落としがあるだけでは、貯まるのが遅い。
それならば、たくさん金額を入れておけばいいんじゃないか。
そんな考えで、毎回収入の半分近くを積立貯金に入れていました。
今思えば、普通の口座と積み立て貯金は別にやればよかったと思います。
積み立てなら安易に引き出せないから良いだろうと考えが甘すぎて、結局途中で解約せざるを得なくなり、当初貯めていた金額より減ったお金が手元に残るのです。
それを繰り返すうちに、自分がなぜ貯められないんだろうと自己嫌悪に陥りました。
しかしこの本は、無理のない金額でいいと言っているのです。
待ちきれない気持ちは捨てて、貯まらないんじゃないかという考えも無くして、無理なく続けられる金額ですれば良いと。
この言葉で、わたしは初めてそのことに気づきました。
貯まらないんじゃないかと考えたって、今までだって貯まってないじゃないか。
だったら、続けられる金額で、ゆったりすればいいじゃないか。
結果を急いてしまうわたしには苦痛かもしれませんが、そこは耐えることを肝に銘じました。
自分の特性がわかって、それを直視した結果耐えられるだろうと思ったのです。
この本には、その他にも投資の話や経費精算の話などが載っています。
具体的なお役立ちアプリなども載っているので、とてもためになります。
図書館で借りた本ですが、自分でも買おうと思ったほどです。
読書はためになるなあ、と久しぶりに思いました。
読書をすることもエネルギーが必要なのですが、なるべく読んでいこうと思います。
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