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西洋医学で痛みをとるのと東洋医学で痛みをとるのは何が違うのか??
先日、日本鍼灸師会の全国大会に参加しました。
そこで、興味深い話を聞いて、シェアさせてもらいます
はじめに、ことわっておきますと、この話は臨床データを蓄積する大切さの講演でしたので、なぜそうなるか?の言及はなかったので、私見もはいった話です。
変形性膝関節症の痛みで悩まれている方、多いと思います。
西洋医学でも、東洋医学でもある程度の痛みの軽減は可能です。
なら、保険が使えるし、西洋医学でと思われる方も多いと思います。
講演では、病院で治療されている変形性膝関節症の症例と鍼灸院で治療されている変形性膝関節症の症例、それぞれ約1700症例ずつ、10年間の後追い調査についての発表でした。
確かに、どちらも痛みの軽減の実感は同じくらい。
しかし、全く変わるのは、10年後!!
10年後の骨折の確率が、西洋医学のみで治療されている方に比べて、
鍼灸院で治療している患者さんの方が、約45%程度低いのです
つまり、鍼灸治療している患者さんは、骨折しにくくなっていました!!
その科学的根拠は、講演では言及されていなかったので、その話はありませんでしたので、科学的根拠については、わかりません。
私見ですが、おそらく東洋医学は、自分の体の中にある自然治癒力が働いて、痛みをとるので、施術されるたびに、身体の細胞や組織などが賦活化するために、身体が元気になり、骨折しにくくなるのではないだろうかと思います。
西洋医学では、外からの力を利用するので、どんな人でも、早く痛みはとれますが、身体は変わらずなので、老化には負けてしまうので、骨折する人が多くなったのではないでしょうか?
東洋医学は、すぐには、症状改善とはなりにくいのかもしれませんが、それは、自分の体を元気にしながら治療するので、時間がかかるから。
少しずつなので、今すぐには実感できないかもしれませんが、10年後は全然違います。東洋医学は、西洋医学との併用も可能です。
今からでも、自然治癒力を高める東洋医学での治療も、並行して受療してみてください(^^)/
変形性膝関節症で、病院に通われている方、お近くの鍼灸院へぜひ、相談してみてください(^^♪
当院はマリー鍼灸院~女性専門鍼灸サロン~です