鍼灸のはりって、薬でも塗っているの?
よく鍼灸ってなんで効くの?
薬でも塗ってるの??
と聞かれることがあります
なぜ効くのか?
色々と研究され、いろんな学説が証明されてきました。
が、まだまだ、「これ!」っと一言で言い切れないので。
科学的根拠がないと言われてしまいます。
が、治る事実はある。
鍼灸師自体も、自分の痛みは鍼灸を使います。
だって効くから(^^♪
先日、オンラインの鍼灸の勉強会受けていると
受講者の先生が、頭に鍼を刺しながら
勉強されていて笑えました。
気持ちはわかります。
勉強して、疲れた頭に百会の鍼はとても気持ちがいいものです
私は、気持ち良すぎて寝てしまったので、やめました(笑)
で、なぜ効くのか
諸説ありとお断りをしながら
簡単に説明すると
はりの細く(0.14mm前後)しなやかで、丸いはり先の形状が、
体にはいると、脳では、傷けられたと思い、
傷を治そうと、血流がよくなり、免疫細胞が集まってくるが、
はり先が丸くやわらかいので組織は、そこまで損傷されず、
ほぼ傷はない(3分で元通りになるという研究があります)
で、集まった免疫細胞たちは、筋肉損傷を傷と思い治し始める。
と、言われています。
はりで、ここ治して!と、身体に教えている感じ(^_-)-☆
でも、これだけではありません。
体のつまっている部分は、開通するように流して
体の不足している部分は、ここに集まるようにはりをして
全体の流れを整えて、
過緊張している場合は、肝をととのえ
興奮している場合は、心をととのえ
ガソリン不足は、脾をととのえ
エネルギー不足は、肺をととのえ
老化や疲労の場合は、腎をととのえ
などと考えながら、身体を調整していく
で、残った痛みや違和感を、取り除いて
施術を終わります。
わけわからん!と言われそうですが
深い部分の心と体のストーリーを何となく感じながら
患者さまの無意識部分の心と体に相談しながら
施術しております
薬は塗っていませんので、安心してご来院ください(笑)