おせち料理は養生のため
もう、2022年も終わりですね。
年末年始のご予定は決まりましたか?
人間、休むことが苦手。
だから、どの宗教にも、安息日が明確に記述されています
日本人も昔から、お盆と正月はお休みとされていました
特に正月は、おせち料理を作って、三が日は、みんな動かない
それは、冬は動かないことが身体を休めることになるからである。
人間の体は酵素による生化学反応で、動いている機能も多く
酵素による反応には最適温度が存在し、それ以下でもそれ以上でも
反応がすすまない
なので、人間の深部温度は最適温度に保つ必要がある
だが、冬は寒く、じっとしていればどんどん人間の体は冷えるので
深部体温を上げる必要がある
そこに、人間はエネルギーを使う必要が出てくる
だから、冬はじっとしていても疲れるのである
冬に、活動的に動くことは、無茶なことなのである
冬はなるべく動かない方がいい。
なので、正月はおせち料理をつくって、料理を作り置きして
大掃除をして、部屋をきれいにして
外で仕事をしているひとも、内で仕事をしている人も
み~んなお休みできるように、年末年始の風習があるのだと
東洋医学を勉強してようやく知りました
あと、おせち料理にゆり根がはいっているのもすごく合理的
じっとしていると身体は楽だけど。。。
胃腸は休みすぎて、動かなくなり(笑)
そこに、普段、消化したことがないご馳走が胃腸を通過し
胃腸はびっくりしてしまう
そんな胃腸をやさしくフォローするのが、ゆり根
ご馳走を消化するために、欠かせない食材です
洋風おせちとかで、ゆり根がはいっていない場合も
ゆり根の総菜を買われることをお勧めします!!
正月の暴飲暴食で、胃腸を傷めた人には
1/7の七草がゆで、胃腸を休めてくださいね
正月の暴飲暴食は、胃に熱をこもらせます
その熱を下げる役割があるのが、春の七草です
昔の習慣は、よく考えられていますね~
それでも胃腸の調子が良くない人は
お近くの鍼灸院へご相談ください