水は頑張って飲むものではない!
問診の際に、鍼灸師は、水分摂れますか??と
聞きます。
と聞くと、頑張って摂ってますと言われる方がいます。
水分は一日2Lとる方が良いと聞いて、頑張って摂ってます!
と、頑張り屋さんがたまにおられます。
実は頑張って摂っているは、東洋医学的には
水分は摂れないと判断します。
水分を体に入れたくないのに、無理やり入れてる状態で
東洋医学的には、それは、とても心配な状況です。
水分を受けつけない状態ということは、
体の不要になった水分がうまく排出されていないということ
だから、水を飲めば、押し出されて排出されると言う人もいますが
すでに、排出されずにパンパンになっている身体
排出される機能が低下している状態
排出機能が落ちているのだから、
水を入れても、出ていくはずもありません。
水が排出されない状況を東洋医学的に説明すると
肺や脾、腎の機能失調により、
水分の代謝がうまくできずに、
痰(ヘドロの様な水)・飲(さらさらの汚水)・水腫
が形成されていく状態
元気な状態なら、新しい水分を入れたら
古い水分がきちんと押し出されていくでしょう。
押し出す力の機能が失調していたら、どんなに新しい水分をいれても押し出されることなく、痰や水腫となって、たまっていくだけ
余計身体はしんどくなります。
水分を無理やり飲んでると感じたら、
押し出す力が弱くなっていると思いましょう
たくさんの水を飲む前に押し出す力を強くしましょう
じゃあ押し出す力はどうするのよ!!
と言われそうなので、簡単に
胃腸が弱っている場合は、
胃腸の機能が弱っていて代謝機能が落ちている証拠。
暴飲暴食をやめて、刺激物を避けましょう
肺が弱っているばあい。
肺が弱っているチェックポイントは
① 力のない咳がでて、なんだか寒くて、元気がなくて顔色が悪い
② 咳が出て、微熱が続いたようで、夏にやせる
こんな時は、エネルギー不足
水ではなく、糖分が入ったような、経口補水液を少しづつ飲みましょう
腎が弱っている場合
足腰がだるく冷えている。むくんでいる
こんな時は、身体が冷えているせい
体を温めて、軽い運動ができればしましょう!
と簡単に書きましたが、
単独で起きることは少なく、
肺と胃腸とか同時に弱っていることが多いもの
詳しくはお近くの鍼灸院に相談してみましょう!!
元気な人に聞くと、
水?気が付いたら、1日、2Lくらい飲んでてびっくりするわ~
飲みすぎもよくないわよね?
と言われます(笑)
私も水を飲めない方なので、それを聞くとびっくりします(笑)
私と同じ水を飲めない仲間の方。
お待ちしておりますm(__)m