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言語化できない振動

私は昨日、BackpackFESTA福岡というイベントにお手伝いをしに向かった。
普段は何をしているのかも知らない約200名の人々が『旅』を知るという一種の目的の下、福岡国際会議場に来てくださった。
満席とは言えない会場。だがそれでも観客席後方から見た景色は忘れられない。

ヨーロッパを一人旅したみんみんと世界一周したくるのコンテンツ。
『旅に出たくなった人ー?』と2人が観客に尋ねた際、ほとんどの方がまっすぐ挙手していた。あの高揚感。わくわく。

世界一周コンテストDREAM。静寂に包まれながらファイナリストの声に皆が耳を傾けたあの時間。

たびっくじで景品を当てた方々の衝撃的な表情や思わず溢れ出す笑み。

閉会後にドアマンをしていた私に
『ありがとうございました。クソ泣きました。』
と伝えてくださった1人のお客さん。

全部が私にとって初めての感覚。言葉にできなくて両手の内側が振動しているのを感じる。

だがこれで終わりではない。
次は私たち大阪支部が更に良いものを作り上げる番。


自分で書いておきながら『良いもの』という言葉が漠然としすぎている気がしてきた。
『良い』に定義はない。何を良いと感じるかは人それぞれ。
BackpackFESTA大阪のあと来てくださったお客さんからそれぞれの解釈と想いのこもった『よかった』を聞けるために、残り10日間この熱量を維持して行動し続ける。 

ただ来てほしいんじゃない。人生を変えるきっかけをつくりたい。来てくださる皆にあれ以上の熱量に触れて衝撃を感じ、旅に出てもらうために。

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