日本再興戦略 × 質量への憧憬
こんにちは、マルクスです。
久しぶりに落合さんの著書「日本再興戦略」を読んでいて、"質量"についての記述を発見したので紹介します。
以下、日本再興戦略P134より引用
それ(デジタルネイチャー)は、質量のない世界にコードによって記述される新しい自然みたいなものとも言えます。
それが質量や物質や人間と交ざり合って新しい自然をつくる。
落合さんの個展「質量への憧憬」を体験した後だと、この文章の感じ方が変わりました。
デジタルネイチャーの世界では質量があるかないかは関係ないです。
それは、物質的なものだろうとデジタル的なものであろうと、人間の解像度からしたら区別つかなくなるからです。
つまり、そこに実際に物があるかどうかは意識しなくなるということなんですけど、
そんな環境が当たり前になった世界で、実際にマテリアルを触って、質量を感じたら、何か心が動かされるのでは?と思いました。
「やっぱりリアルな物はいいね」みたいな感情になるのかなと
それってノスタルジックですよね。まさに"質量への憧憬"にて語られていた言葉の通りです。
何回読んでも新たな発見があるというのは面白いものです。
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