maruyorishikaku

丸より四角の方が好きな気がします。今のところ。 好きなことばを並べて 捏ねて 型とって…

maruyorishikaku

丸より四角の方が好きな気がします。今のところ。 好きなことばを並べて 捏ねて 型とって こんがり焼きます。 とっても初心者マーク。 失礼があったらすみません。

最近の記事

詩・羽を持てば

棘を生やし だらんと垂れた舌 ぺちゃくちゃと汚く罵り ぴーちくぱーちくと闇に鳴く とても喧しいいきものだ  優しい羽があれば 1日の始まりを喜べたのか 透明の糸を操り 毒を隠し持ち 卑屈な目を大きく開く 手繰り寄せる もう少しだ 手繰り寄せる ほらすぐそこに 1枚 2枚 3枚 4枚 にやり、愉しんでいる 音も無く、笑っている あぁ、息を食べられた 浮かんでいる  落ちていく そろり、そろり、ことん 纒わり付いた感情に 動かない暗闇に 棒っ

    • 1歩を何処に置くか

      8つ目の転職先が決まった。 全く浮かれてはいないが 投げやりなわけでもない。 当然履歴書の職歴欄には書ききれないのだが、 それはフォーマットが悪いんじゃ??? これは本気。紛れもない私の実態。 これまでの私を総じて 見切り発車、飽き性、爆発というところだろうか。 反省する点は溢れるほどあるし 後悔していることも山ほどある。 しかし、私は自分を情けないとは 思わなくなった。 いつだろうか。この言葉に救われたのは。 自分を殺してまで その場所に居る意味があるのか

      • 詩・煌めき

        今この瞬間も 君は走り続けていて 眩しくて届かなくて苦しくて きっとずっと 追いつけないんだろう ____________

        • 詩・人間

          真っ直ぐ続く いつもの通りを抜けると 私という人間が リセットされる そんなことがあれば良い 私は私? ワタシがワタシで? ____________

        詩・羽を持てば

          詩・静寂

          霞んでいく あぁ、真っ白だ 満たされている この手に受けた称賛が こぼれ落ちて やっと 僕は僕を許した ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

          詩・君が生きた証

          語られない史の その手が  その咆哮が 皆を鼓舞する 守りたいものがある 貫きたい誇りがある 決して失うことを恐れない 孤独で 弱虫で 負けず嫌いだった あの日の少年が味わった その感情は  ______________________________ 

          詩・君が生きた証

          ヘンテコな子と生きる

          幼稚園生の時から 自分自身の評価を気にしていた。 母が迎えにくる寸前で掃除を始め、 先生に気づかれて褒めてもらう。 そして、先生の口から娘を褒められる 母の喜ぶ様がワンセット。 私はこれで良いのだと確信していた。 私の頭の中にはもう1人いて 鼻歌を歌い、計算高く、よく観察する。 「 こうすればこうなるね。」 「 あ、そっか。そうした方が褒めてもらえるね。」 会話ができていた。 その子が誰か人の前に出てきてはいけない ルールで過ごし始めたのは小学2年生。 気持ち悪いと同級

          ヘンテコな子と生きる