夏至、はじめて瞑想を体験してきました
6月19日、「夏至の瞑想体験会」に参加してきました。その名の通り瞑想を体験しましょうという会だとのことで、未経験だった瞑想にトライすることに。
甘夏先生のアロマオイルを使った呼吸法と、叶乃香先生の優しく穏やかな声での導きで、タロットカードを用いたパスワークを2回行いました。
最初は全員、各自で持参したタロットカードから「女教皇」を使用。
呼吸を整え、目をつぶってみると何かが見えてくるといいます。これが「見えてる」ということなのか?と半信半疑ながらも、目の前に次々と現れる映像を追いかけました。
私が見た「女教皇」と「世界」
女教皇のカードから私が見えたものはこうです。
海外のステンドグラスが貼られた美しい教会にあるような天井が見え、さらには、どこかからか光のかたまりが次々と現れては消えを繰り返しています。この厳かな施設の中に、女教皇さんがいるようでした。
眼前に現れたのは…
鳥さん!?
そう、この日私は「鳥タロットカード」を持ってきていたので、登場したのも鳥人でした。たたずまいは人間っぽいけど、どう見てもオウムです。
オウム 女教皇さんはたまに羽をバサーっと広げたりしながら(鳥しぐさ)私から視線を外しません。鳥特有の「何この人間……何なの……なんか用……?」というあの目で見つめてきました。でも恐くはなかったです。
叶乃香先生から「女教皇から何かプレゼントをもらいましたか」という声が聞こえてきました。その声とともに、女教皇さんから「鳥の羽根で支えられる重さじゃないぞ」と突っ込みたくなるくらい、ズシリとした大きな本を受け取りました。
2回目は直感で選んだ「世界」のカードで瞑想。このときの瞑想中にやってきたガイドはやっぱり鳥でした。
「鳥タロットカード」の世界のカードは4羽の鳥たちが描かれているんですが、そのどれとも違う、小さめだけど緑色の小鳥(今思えばコザクラインコっぽかった)がこちらを振り返りながら、「ほら、こっち来い」とばかりにガイド役を勤めていました。
このように、使ったカードの登場人物がそのまま出てきたような状態でした。それだけカードの世界に入り込んだ瞬間だったのかもしれません。
見えたものは、今の自分へのメッセージのように思えた
2回目の「世界」のカードでのパスワークでは、自分は少し暗い廊下を歩いていました。左手を見ると明るい庭があって、白いテーブルの上には紅茶のポットやカップが。よくあるイングリッシュガーデン的な雰囲気で、そこは自分には関係ないところのようにも感じられました。
その後、棒人間みたいな黒い人が現れました。でも恐くない人で、モフモフしたブランケットみたいなものを渡してくれました。
「何に使うの?」と聞くと(意識の中で語りかけるような感じですね)「モフモフするの」と言われました。まんまやんけ。でも、モフモフ=癒やしが欲しいという当日の気持ちが出てきたんだな……と。
「悪魔」からもらった白い器
初めての瞑想体験を経て、いつかタロット22枚すべてでトライしてみたい、そして今度は「ヒトが出てくる」カードにしてみたいと思いました。
今年の自分のイヤーカードは「悪魔」。夏瀬杏子先生がブログで
と書いていたこともあったので、この方法が適切なのかわかりませんが、すぐに瞑想から覚めて戻りやすい、電車の中でやってみました。叶乃香先生も「歩きながら(瞑想を)やっている」と仰っていて驚いたんですが、電車の中ならアリかも、と思ったのです。
あの日のパスワークのやり方を思い出しながら、なんとなく見えてきた悪魔はあの絵の通りケモノで、男女2人は割と怠惰な感じで横たわってました。
君らそんなにダラダラしてたのか……。あの男女、繋がれている割にはやっぱり「居たい」と思ってそこにいるんですね……。
ケモノな悪魔さんは私に、オーバル型の白く、大きな器をくれました。フチには金のラインが入っていて、きれいです。中には、ちょっと黒っぽい団子みたいなものが少し。食べ物ではなかったです。
悪魔さんは使い方を聞くとフランクに返事してきました。
悪魔「今日から全部ここに入れて、全部」
私 「何を入れるの?」
悪魔「なんでも。でもそんなには貯まらないと思う」
「悪魔」での瞑想はここまで。時間にして山手線、3駅分くらいだったでしょうか。
傍から見ると電車の中で居眠りしているだけの人でしょうが、居眠りとはちょっと違った感覚でした。これが瞑想だったのかはわからないし、自分に都合のいい内容なのかもしれないですが……今自分の周りに起きて感じたことはなんでも、白い器に入れていったほうがいいことなのかも。
タロットカードを引く時は出てきたカードからメッセージを受け取るわけですが、任意に選んだカードからメッセージを受け取るという体験は新鮮でした。
タロットの中のヒト(鳥とも)と話せる感覚も楽しかったです。