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韓非子 内儲説上 七術中 第三十
吉成学人(よしなりがくじん)
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この篇では、法術に基づいた統治がどのようなものなのか説話から述べています。
越王が呉を討とうとし、どのようにしたら、人々は自分の命を惜しまずに戦ってくれるのかを考えました。
そこで、外出するたびに、力んでいるガマガエルに敬礼し続けました。
不審に思った従者は、なぜカエルに敬礼をするのか、と尋ねました。
王は「力んでいる姿が勇ましいからだ」と答えます。
翌年、自分の首を切って王に献上したいと云う人がその年の間に、10人以上現れました。
だから、褒め称えることは、容易に命を捨てるような行動を促すことができる、というわけです。
この説話では、法家思想での「賞」の効用について語っています。
越王が呉を討とうとし、どのようにしたら、人々は自分の命を惜しまずに戦ってくれるのかを考えました。
そこで、外出するたびに、力んでいるガマガエルに敬礼し続けました。
不審に思った従者は、なぜカエルに敬礼をするのか、と尋ねました。
王は「力んでいる姿が勇ましいからだ」と答えます。
翌年、自分の首を切って王に献上したいと云う人がその年の間に、10人以上現れました。
だから、褒め称えることは、容易に命を捨てるような行動を促すことができる、というわけです。
この説話では、法家思想での「賞」の効用について語っています。
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