「17歳の瞳に映る世界」(2020)は望まぬ妊娠をした10代の女の子の数日間を描く映画である。基本的に感情を表に出さない主人公が表情を崩す心理カウンセリングの場面(原題はカウンセリングの回答項目)の緊張感が強烈な印象を残す。映画の中で一番邪悪なのは宗教という視点もユニークである。

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