見出し画像

海洋ゴミ・マイクロプラスチック拾い&サステナアクサリー作成❣

こんにちは! インターン生の中でも2番目のお調子者、田中悠太です!
まるっとサステナCAMPでは月に1回程度の課外授業を行っています!
その中で、今回は9月23日に、東扇島東公園・ サステナアクセサリー作成に行った様子をお届けします!

今回の海洋ゴミ拾い・マイクロプラスチック拾いは、 スナイプバレー合同会社の鴫谷さんと。サステナアクセサリー作りでは、umiplaのYUUさんと共に行いました。


・海洋ごみ、マイクロプラスチック拾い

スナイプバレー合同会社の鴫谷さんより、海洋ごみの現状を学んでいる様子。

まずはじめに、スナイプバレー合同会社の鴫谷さんから下記のことにスポットを当ててお話を聞きました。
鴫谷さんは高校卒業時からスキューバダイビングをされていて、今回訪れた「かわさきの浜」でもスキューバダイビングで調査をしています。市内の小学校や、イベントワークショップなどで海の環境についてお話もされているそうです。

  • マイクロプラスチックとは?

  • 東扇島の海の中って?

  • 海洋ごみの現状は…?等のお話を聞きました。

・マイクロプラスチックとは?
マイクロプラスチックとは、5mm以下のプラスチックの事です。
そのマイクロプラスチックを魚が食べ、そしてその魚を人間が食べることなどによって人間の身体にマイクロプラスチックが入ってしまいます。
人は、1週間でクレジットカード1枚分のプラスチックを食べていると言われています。

・東扇島の海の中って?
皆さん、東扇島はご存知ですか? 東扇島東公園にある「かわさきの浜」は川崎の最南端に近い位置に存在する人工海浜で、川崎で唯一の浜です。自分たちが訪れた、「かわさきの浜」の湾内にはクラゲや、アメフラシなどのほかタツノオトシゴの仲間のサンゴタツなど、綺麗な海にしかいないといわれる生き物もいるそうです。
ただ、ゴミの数も多いそうです…実際に体験したお話は後ほど…。

・海洋ごみの現状は…?
この川崎の浜に流れ着く海洋ごみは多種多様でした。
ペットボトルに空き缶、竹にタイヤに貝がくっついているなにか。
潮の流れによって1つの場所に集まるので、街でゴミ拾いをするよりも、目立ってゴミが落ちていました。

海洋ごみ拾いをしている様子。

鴫谷さんからお話を聞いた後は実際にアクション❗❗

実際にゴミを拾うと、木片・ペットボトル・空き缶・未開封の飲料水・タイヤのような産業廃棄物…。
多摩川の河口にあたる川崎の海。多摩川の上流なのか下流なのかはわかりませんが、きっと誰かの手によって捨てられたゴミが、街の中から風で飛ばされ、川に流され、この人工浜に流されたんだと思います。この小さな人工浜にこれだけの量のゴミが流されてくるということは、大きな海には、もっと沢山のゴミが流れているんだと頭によぎりました。私は、目の前のゴミの量とすべてを拾いきれない無力さに打ちひしがれました。

砂を落とし、マイクロプラスチックを拾う様子。

海洋ごみを拾った後はマイクロプラスチック拾い❗

マイクロプラスチック拾いでは、ザルのようになっている物の中にマイクロプラスチックが混ざった砂を取り、それをふるいます。
そうするとマイクロプラスチックが残るので、それを別のバットに入れます。東公園には、「ペレット」と呼ばれるものがとても多かったです。

「ペレット」とは… 
粒状(米粒)の形をした合成樹脂 (プラスチック )のこと

フィルムや成形品の原料となるもので、ポリエチレン 、ポリプロピレン 、ポリスチレンなどが成形される前の形態はペレットの形となっています。

そして、採取したマイクロプラスチックのバットに水を流し込みました。そうするとプラスチックなどの軽いものが浮いて、砂や貝などの重いものは沈むのでとても採取しやすくなるそうです。

水を入れてマイクロプラスチックを浮かす様子。

中には、様々な色がありました。ペレットは透明に近いような色。
緑は人工芝が流れ着いたものが多いそうです。元々が何だったかを考えるのも楽しく、素敵な時間でした!

実際に拾ったマイクロプラスチック。
左側にあるのが「ペレット」

こう見るとカラフルですよね!

みんな集めたマイクロプラスチックにも個性が出てました!
ゴミ拾いの成果‼

こう見ると、およそ15分程の海洋ゴミ拾いでこれだけの量…
これで全てを拾いきれてないということにも驚きですよね…
ですが、みんな笑顔でゴミ拾いもマイクロプラスチック拾いも楽しく行えました‼ この後はサステナアクセサリー作成❗


・サステナアクセサリー作り❣

昼食を食べた後は、東海道かわさき宿交流館に向かいました!
そこでは、umiplaのYUUさんからレジンを使った、サステナアクセサリー作りを学びました!
YUUさんは、「海洋プラスチックを宝物に変えるワークショップ屋さん」
ということで海洋プラスチックの環境問題をアクセサリーなど素敵な物に作り変えて世の中に発信する活動をされています。
下記リンクのインスタグラムで活動の発信を、その下のサイトでは作成されたアクセサリーを購入できるそうです。

作り方を教わっている様子。

先ほど採取したマイクロプラスチックをレジンの中にいれて、YUUさんが用意してくださった小さなお花などの装飾品も使い、各自、ピアスやイヤリング、キーホルダーにネックレスを作りました!
みんな時間を忘れて没頭していました!!笑笑
自分の納得の行くよう、可愛くて綺麗なアクセサリー作成をしました!

左がピアス。右はイヤリング。

実際にこのように作成しました! 左のピアスの黄色部分などに黄色のマイクロプラスチックを使い、美しいものを作成しました。
インターン活動以外の場所にも着けていくほど、みんな気に入ってます。😆

皆が作ったサステナアクセサリー‼

みんな素敵なアクセサリーを作ることができました!
11/16開催予定、「まるっとサステナフェスティバル」内で実施される、まるっとサステナファッションショーにはインターン生が出演します。
その際にこのアクセサリー類をつけるので、お見逃しなく❗


・まとめ

まず、川崎の海の現状であったり、実際に流れつくゴミの現状を知り、とても辛いなと感じました。しかも、そのゴミが町中から風に飛ばされ、川に流されることによって最終的に海に流れ着く。街でのポイ捨てがとても問題だということを再認識できました。
そして、そのゴミは東扇島の中にも多く落ちているということです。
下の写真は信号前の路肩の写真です。
これが今の現状です。このようなゴミが流れてくるから、あんなにも海が汚れるんだねとインターン生同士でも話しました。この投稿を見た方だけでもポイ捨てをやめてくれたら嬉しいです。

東扇島、信号前の路肩。

そして、私達のサステナアクセサリーを見ることでマイクロプラスチックについて知る人が増えてくれることを楽しみにしています❗

スナイプバレー合同会社 鴫谷さん
umipla YUUさん
貴重な機会を、ありがとうございました‼

最後に集合写真‼