大野拓朗さんのエルヴィン・スミスを見にNYに行った話〜後編〜
〜NY到着、2日目〜
私は弾丸でNY来ているので(そう、これは推し活なのである)、この日の「進撃の巨人」 -The Musical-がメインで、翌朝にはもう帰るというしんどい日程になっています。
がんばれ私!!!
ちなみに前編はこちらですが、ほぼ私の旅行記ですので、もしご興味あれば……↓
というわけで、NY滞在2日目も最初は観光の思い出から!
statue of libertyへGO🚕🗽
せっかくNYまで来たんだから、NYぽいところ観光したい!と、朝の6時にホテルのロビーで友人たちと待ち合わせて、自由の女神……そうstatue of liberty(出川英語で完璧に覚えた単語の一つ)へ観光に!
ホテルのカフェでパンとマフィン買って、ホットティー飲みながらUberでタクシー呼んでstatue of liberty行きのフェリー乗り場へGO!🚕
ちなみに前日の夜は疲れからか緊張からか、トイレに5回くらい起きてしまい寝たのか寝てないのか分からんような状態でしたが、テンションはずっと高かったですw
一日目なにも分からなかった英語が、タクシー運転手さんの「Rich Chinese town」とか「NY is dirty,Japan is clean!」とか、所々分かって、おー耳って慣れるもんなんだ!ってちょっと感動したり。現地に留学した方がすぐに英語上達するんだろうなーって思ったりなどしました。英語を話さざるを得ないもんね。
タクシーの窓から見える風景とか、降りた後の朝のNYの街並みとか、やっぱり全然日本と違って、NYに来ている……っ!て感動。
街並みが絵になりますなぁ。
そしてフェリー乗り場行くまでの道のりの公園で、おじさんがリスにエサあげてて、これが有名なNYのリス!!!!って異常に興奮しました。おじさんの横でリスの写真撮りまくる観光客。おじさん、邪魔に思ってたらすみません。
で、フェリー乗っていざ自由の女神へ!
朝イチ?だったけど、すでに人がいっぱいで、すごー!そして荷物検査を3回くらいされました。きびしー!!!
statue of libertyって思ったほど大きくないって聞いたことあった気がしたけど、めっちゃデカかったよ!もう🇺🇸キターーーー!!!って感じでしたよ。
見てよ、この晴天。我らが晴れ男、大野拓朗さんの力だ。確信。清々しいほどの晴天に映える自由の女神。最高。ありがとう、晴れ男☀️
カモメ?もいっぱいいて、これはミカサにマフラー巻きに来てくれる子かなぁ🥺🧣みたいな切ない気持ちになって、テンション高くなったり切なくなったりと情緒が忙しいオタク。
で、statue of libertyを堪能したあと、14:00から今回のメインイベント、進撃ミュです!!!!!
が、すでにこの時点で私の体力がかなり厳しくなっており(もっと鍛えねば……)、私だけ先にホテル戻って小休憩してから劇場行くねー!とタクシー乗ったまでは良かったんですよ。
はあ、これでちょっと寝て体調万全で拓朗さんのエルヴィンを見るぞーーー!って思っていたのに、帰りの道の様子が明らかにおかしくて、運転手が焦っているのが分かり、「accident?」って聞いたら「Can't turn」ってスマホの道見せてくれて、曲がれなくてずっと真っ直ぐ進んで行くんだけど、そうするとホテル離れて行っちゃって「オイオイオイ、待て待て待て……」案件すぎて(両足の骨は折らないよ)、Google翻訳様で「ホテル近くの降ろせそうなところで降ろしてください」って英語翻訳したら「I'm Chinese……」って言われて、英語通じないんかーい!ってなりw、まあGoogle翻訳様で繁体字にしてもらったので通じて(まじでGoogle翻訳は、ほんやくコンニャク〜💡)、タクシー降ろしてもらったはいいけど、デモ?だかパレード?みたいので道がすごい封鎖されてて、NYだったらレインボーブリッジ封鎖できるな……とか思いながら、歩行者だけは通してくれたので15分くらいかけて歩いてホテルにやっと着き、着いた〜ってベッドに倒れ込んだらもう進撃ミュが始まる時間が近づいてて、30分も休む暇がないことが判明しまして😇とりあえず少しでも体力回復っっって無理矢理仮眠しました。
NYで進撃ミュ🫀⚔️🗽
で!ついに!ついに……
「進撃の巨人」 -the Musical-です!
きたー!きたぞーーーー!!!わーーーーっっっ!
もう始まる前から、観客の皆さんの熱気とワクワクが手に取るように伝わってきましたよ!興奮!
コスプレしてる人もいたし、自由の翼のマントつけてるおじさんもいたし、老若男女、みーんな楽しそうな顔してて、しかも約2200席のキャパの会場が満席!!!すごいー!!!進撃の巨人ってマジすげーーーーよ!諫山先生、知ってたけど諫山先生は天才だよ!もはや感動で泣きそうでした。
日本人ばっかりかな?と思ったら、日本人は100人くらいはいたか?な?くらいで、ほぼほぼ現地の方々ぽいのも、進撃の巨人が日本だけじゃなくて世界で愛され、そして人気と知名度のある作品なんだなぁと実感できて胸熱が過ぎました。最高じゃん。もはや私には会場にいる全員が友達に思えたよ!
進撃ミュは、私は昨年東京で観劇しているんですが、その時点でほぼ10年来のエルヴィン・スミスファンのオタクですよ。大好きなエルヴィンを生身の人間が歌ったり演技したりするのか……って不安がもちろんありましたが、大野拓朗さんのエルヴィンを見た後の感動、衝撃、一生忘れません。理想の思い描いてたエルヴィンだった。最高でした。
その話の詳しくはこちら↓
今回も大野拓朗さんのエルヴィンが一番の目当てでは勿論あるんだけど、進撃ミュは本当にあの進撃の巨人の世界観をミュージカルにすごく上手く落とし込んでいて、テンポの良さ、歌の良さ、役者陣の良さ、脚本の分かりやすさ、ダンスの素晴らしさ、巨人の表現の仕方、何もかもが新鮮で素晴らしくて、何度見ても大っっっっ好きなんですよ。それを、こうして日本だけではなくNYの地で見てもらえることに感動と、そして海外の方々は一体どんな反応するんだろうとドキドキでした。
ちなみに私の席は5列目?くらいの真ん中の端で、わりと見やすかったよ!事前に自分の座る席を映画みたいに選べたの嬉しかった!物凄く良いシステム。日本もそうなって欲しい!!!強い願い!私は端に座りたいんだ!(具合悪くなってもスッて抜けられる安心感があるから)
私の席は字幕見えない席だったので、日本人ばっかりなのかなーと思ったけど、そうでもなかったかな?みんな日本語が分かったのかな?分かんなくてもいいやーみたいな感じ?
ちなみに私の後ろの席にいたのは演劇関係者の日本のおじさんぽくて、話してる内容を興味津々でこっそり聞いてしまいましたw久々にNYに来たけど、まさか2.5次元ミュージカルを見るとは!って言ってた。そうだよね、2.5次元ミュージカルってNYで受け入れられるの?だいじぶ????🥺と思いながらも、さあ開幕です!
というかね、まずこの時点で全然日本と違うの!
日本の舞台って、シンッとしてて(音を立ててはならぬ)(礼儀正しく見なければならぬ)(他人様の迷惑になってはならぬ)という緊張感が開幕前から漂ってて、私はとにかくそれが苦手で苦手で、(あー、途中でお腹痛くなっちゃったらどうしよう)(I'm very nervous……)ってなってるんだけど、開演までずっとザワついてるし、でもそれも嫌なザワつきじゃなくて「楽しみだね!」「もうすぐはじまるよ!」っていうみんなの期待とポジティブな気持ちが伝わってきて、今まで見た舞台の中で、一番リラックスして見られました!
進撃ミュは、色んな表現で巨人を表現するのが面白さの一つだと私は思ってたけど、NYの人々もそう思ってくれたみたいで、巨人が出てくるたびに「Wowー!」の歓声!日本では考えられないよ。応援上映?ってくらい声上がって皆んなの驚きとか楽しさが伝わってきて超絶楽しい!そしてキャラが出てくるたびに「yay!」「Whew!」って叫び声がいたるところから上がってそれもすんごい楽しい!私も大野拓朗さんのエルヴィンが出てきた瞬間に「きゃーーーー!」と周りにつられて思わず声が出ちゃいましたwだってかっこよかったんだもん!!!!!!
大野拓朗さん、今回のエルヴィンのためにかなり身体鍛えて大きくしていたので、胸板めちゃくちゃ厚いし、背高いし、股下50kmだし、がっしりどっしりしてて貫禄あるし、存在感ハンパなくて威厳が感じられて、本当に格好良かった……Handsome Commanderすぎる……好き……(息絶え絶え)💕
幹部組の人気は海外でもすごかった!
エルヴィン・リヴァイ・ハンジが出てきたときの歓声の大きさ!凄かったよぉ!!!やっぱり特に人類最強がね!リヴァイ人気ってほんとすごい!そして松田凌さんのリヴァイ、めちゃくちゃクールで超絶かっこいいよね!さすがリヴァイ !そして凌さん!世界に通用するそのカッコ良さ、堪らんですよ。
そしてそして……私の一番好きなエルヴィンの歌唱シーン。星渡りの歌。
「大地の鼓動……鎮まれーーーーーーーー」
あんなにざわついてた客席も静まり返り圧倒されるような迫力。
New York City Centerの美しく高い天井まで突き抜けていく美ブラード。心揺さぶられる歌声。
そしてその後ろを立体機動装置で華麗に飛びながら巨人を倒すリヴァイ……こんなんamazing以外の何者でもないよ!周りが感嘆の息を溢すのを聞きました。
リヴァイのワイヤーアクションでの回転に、歓声も上がってました!リヴァイがああやって飛べるのは、エルヴィンの確固たる歌声で飛んでいくべき道を示されているからなんだなぁと、なんだか見てて改めて感動しちゃいました。
エルヴィンとリヴァイ役のお二人は、悔いなき選択(エルヴィンとリヴァイ の出会いのお話)から、進撃という物語をしっかり読み込んでいらっしゃって二人でその解釈の共有もされていたようなので、なんか漫画やアニメで見ていた時点ではまだ分からなかった二人の色んな心情まで進撃ミュでは表現されているようで、とにかく素晴らしかったです。泣いちゃうよ。
あとね!104期の訓練生のダンスも良かったし、サシャのイモで会場全体が「HAHAHAHA!」って笑い声に包まれるの、すんごい楽しかった!諫山節の笑いが世界に通じているwいやー、最高。「それは、何故人は芋を食べるのか……という話でしょうか?」哲学www🍠
そしてエンディングのNow or Neverは撮影オッケーと事前に聞いていたので、ガタガタって撮り出しましたよね。もうエルヴィンしか見えないんです、すみません、大野拓朗さんのエルヴィンが好きすぎるんです……っ!カメラ、追えるだけ拓朗さんのエルヴィンを追ってしまいました。
この歌詞、ほんと二人の心の中と行く末を暗示しているような歌詞で、なんて歌詞歌わせるんだよ最高すぎるだろうがよぉって毎回心震えて感動してしまう。
「連鎖する最期の孤独に、終わりを告げる覚悟はいいか」
木箱〜白夜までを思わせる歌詞で、辛くて切なくてでも力強くて、二人は確実に兵士で、団長と兵長で、壁の中で死んではいけないって思ってて😭😭😭そんな覚悟と強さを思わせるこの歌と、交差して出てくるエルヴィンとリヴァイが最高すぎなんです。
そしてこの後のハンジさんの華麗なダンスがまた堪らなくて、毎回うっとりしてしまうんだな。
そんなわけで、何度も何度も繰り返し見た進撃の巨人ミュージカルだっていうのに、NYで見てもめちゃくちゃ感動して拍手が止まりませんでした。
劇中、今まで見てたのと違うシーンがいくつかあったけど、私はこの日が初見だったので、こういう演出に変えたんだぁ!としか思えなかったので(どうやらほぼハプニングだったらしい)、そう思わせる演者の皆様の力量たるや。尊敬します!
特に市民役のまりささんがアカペラで歌うのが神々しすぎて、すごい!!!って普通に感動してたんですけど、後で音が出ないハプニングだったと知り、ま、マジかーーーー😳すごすぎる!!!!ってなりました。
カテコまで、全部全部素晴らしかったです。
主演のエレン役のくるむくん様、演技も歌もダンスも、そして英語での挨拶も完璧だよ!君、マジで凄すぎるよ!!!!!
あと、唐橋さんのグリシャ(いや、私個人的にはグリシャっていうキャラには軽蔑の気持ちと怒りすら抱いているんですが……)の演技の細かさや緻密さが大好きなので、それも良かったなぁ。
美しい天井見上げながら、観客の皆さんがスタンディングオベーションする姿を見て、これを成功と言わずして何を成功というんだよ!やっぱり日本の漫画はアニメは最高!そして2.5次元ミュージカルも、世界に通用するエンターテイメントだ!!!!って、すっごく感動しました。
本当にNYまで見にきて良かったです。
こんなにも「進撃の巨人」って作品が、日本だけではなく世界で愛されてて、そしてそのミュージカルを見て私は素晴らしい最高って思ったけど、それって日本人だけの感覚なのかな?って思ったりもしてたけど、全然そんなことなかった!面白いものは面白い!素晴らしいものは素晴らしい!そこに人種とか国とか性別とかそういうのは関係ないんだって思えて、心の底から感動でした。
このNYの舞台で、美しい天井まで響き渡る私の最推しの大好きな大野拓朗さんのエルヴィンの歌声が聞けたこと、心の底から本当に誇りに思います。
一生忘れません。素晴らしかった……また聞きたい。本当に大好き😭
そんなわけで、この後の話もちょびっとあるのですが、それはおまけとしてまた別に書こうかな!と思います!
あと最後に余談なんですが、進撃の巨人ミュージカルをNYに見に行ったら、中国人のアメリカの大学留学中の美女とひょんなことから言葉を交わし、推し(エルヴィン)が一緒ということが判明して固い握手を交わし、それからインスタ交換して、日本語と英語入り混じりながらDMしあう仲になって、日本来る時は連絡してね!NY来る時は連絡してね!なんて言い合う仲になり、なんかもう感無量ですわ。オタクに国境はないんですよ!!!推しを!共に推そう!!!!!
オタクの国際交流楽しいよ……🫶
私は全然英語できないし(中学英語レベル)もちろん英語できる友人が一緒にいてくれたから、なんとかなったシーンが山ほどあったけど(心底感謝してる。ありがとう)、とりあえずコミュ力と度胸があればなんとかなるもんだなー!って少し自信もつきました。海外行きたいけど英語話せないし……って思っている方がいたら背中を押してあげたい。案ずるより産むが易しですぞ!
そして推しの存在は本当に大きい。NYまで行っちゃうんだもん。こんなん、推しがいなかったら一生経験しないで終わってたよ!ありがとう!最高の経験だった!
NYの地で進撃の巨人の世界を、ミュージカルという形で見ることができたこの感動。
私が一生推すと決めている大野拓朗さんの演じる、私の永遠の推しキャラのエルヴィンが、NYの舞台で歌って話して歩いてダンスする、あの素晴らしい姿を、一生一生忘れません!!!!!
見に行けて良かった。
こんなポンコツに付き合ってくれてたくさんフォローしてくれた友人たちにも感謝の気持ちでいっぱい。
本当に楽しい時間でした。
ありがとう、進撃の巨人ミュージカル!大好きだーーーーーー!!!!!!
日本時間では10/14のエルヴィンの誕生日が進撃ミュの千秋楽だっていう奇跡。
そんな話もちょびっとだけ、また続きのオマケとして書きたいと思います。
何度でも言いますけどね!
大野拓朗さんのエルヴィン・スミスが、私の理想のエルヴィンで、ハンサムすぎるお顔も、広い背中も、がっちりとした体躯も、どこまでも響いていきそうな美しく大きな歌声も全部全部ぜーーーんぶ大っっっ好きです。
これからも一生推します。
長文を読んでくださった方、いらっしゃいましたらありがとうございます。
この感動を、少しでも伝えられたら幸いです!