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過去最大の規模!コミティア150にサークル参加で出店した話〜それでも漫画を描き続けたい〜

こんにちは!丸田マノです。
なんと一つ前の記事から3ヶ月が経っていました。前回と同じ開幕で既視感満載ですね。あと1ヶ月ちょいで2024年終わるんだってワーォ‼︎⁉︎

というわけで、2024年11月17日に過去最大規模で開催されました「コミティア150」にサークル参加したことをレポートします。
人多かった、暑かった。なんでスウェット着たんだろ…ずっと汗だくでした。

長いですが秘匿性は含まれないため、今回は最後まで無料で読めます。もし良かったら、いいねやシェアしてくださると乱舞します!

★ 販売物や持ち物

・販売物

前回とほぼ同じですが
(前回の記事の最初の方、良かったら参考にしてください→リンク)
プラスして無料配布のコピー本を作りました。

無配コピー本表紙

SNSで始めた新連載の先読みもくっつけて全28ページの大盤振る舞い!(無配の平均ページ数は4〜16ページ以内が多い印象)販売結果はこの後に書きます。この漫画の続きはXInstagramにアップしますので、良かったらフォローしてくださいね!

・持ち物


こちらも前回と変わらず!
本当は大ポスターを飾るでかいスタンドを新調する予定でしたが、オンラインで買ったら畳めないタイプの持ち運びが辛すぎるポスタースタンドが届き、大失敗。送料を数千円かけて返品したよ...自分のせいです。皆さま仕様はよくご確認を...

ちなみに持ち運びにあたり、キャリーカートを購入しました。前回二輪のガラガラを使ったら腕がもげそうになったので。キャリーカートめっちゃラク!これはおススメ!↓

キャリーカート

★設営

こちらも前回と大きな変化はないですが、
ミニポスターを追加しました。

↑中央にある本の中身がちょっと分かる
販促ポスターのようなもの

これがあって良かったと思ったことが2つありまして
作者を目の前にして本を手に取るというのは意外と勇気がいるのだが、このポスターがあることによって良い感じに私たち(丸田と丸田の友達=売り手)の目線が隠れた→手に取りやすい

本を試し読みしなくても遠目からこのポスターを見れば絵柄や話の雰囲気がなんとなく分かる→訴求力アップ

ブース作り大事ですね。
赤×黒な色合いにしたのはホルモンのロゴみたいな色使いにしたかったからです。自己満だよ☆

★結果

前回より良かったです!!

良かった理由は明確に3つあり(予想ですが)


なぜか「プッシュ&レビュー」というティアマガ(入場に必要なコミティアの雑誌)のコーナーでご紹介いただいたこと→事前認知度が前回よりも高かった

「ティアズマガジン150」紹介ページ


恐らく①のおかげでわりといい場所にスペースを取っていただけたこと。さらに隣のお姉さんが気さくで、終始のほほんと過ごすことができた。→良い売り場作り


開催前日にXで別の漫画がバズったこと→見たよ、と言ってくれた方がいました。

もうこんな奇跡起こらないよ。次回はどれも揃えられない材料すぎるだろ。自分で自分のハードル上げすぎだよ。

という訳でただの奇跡でしたが、
無配は全てなくなり、既刊も持って行った分は数部を残したものの大体売れました。
帰りは軽かったです。

前回同様、購入いただいた方は男性の割合が多かったです。絵柄かな?やっぱ私、恋愛漫画じゃない方がいいのか?

★コミティアは素晴らしい

40周年アニバーサリーのグッズ等が販売していました

タイトルにまた「Hello, Again 〜昔からある場所〜」みたいなサブタイトルがついちゃってますね。最後にここについて触れます。

「コミティアで売り上げを出す」のはめちゃくちゃ難しいと改めて感じたので、儲けるために出店するのはちょっと待った方がいいかもしれません。

大半が一個人の予想ではありますが、
例えば500円の本を売って、利益を300円取る人はかなり少ないと思っています。そういう世界ではない気がしているだけですが。
全部売れてようやくトントンぐらいな値段設定の人が多い気がします。本を少部数で作るのって高くつくんですよね。それでも今はオンデマンドがありますし、コピーの性能も昔とは違いますからクオリティ担保されつつ、安く仕上げるということも可能は可能なんですが...

出店側の一番の動機が「自分の世界を見てもらいたい」といった、利益や顕示欲とは離れた部分にいる人が多い印象でした。
コミティアでは商業デビューや出版社から本を発売している方でも、このイベントのために自費で本を作って販売されている方ばかりです。漫画や絵を描くのが好きで、頑張ってこの日までに印刷が間に合うようスケジュールを組んで。販促やブース作り、もしかしたらオマケの品を用意したり、同業のお友達や好きな先生への差し入れを準備される人もいるかもしれません。

コミティアに行ってたくさんの刺激を貰ったり嬉しい言葉をいただけるのは、私になにか特別な力があるのではなく、周りの方の創作への情熱や愛だったり、優しさや思いやりだったりするんですよね。
音楽フェスが好きな気持ちに似ているなあ。
そんな素敵な場所へ足を運ぶと、狭い視野がぐぐっと広がる感じがあります。
漫画を描いている日々は、一人机に向かうということなので、どうしても視野が狭くなりがちです。
そんなときはSNSでボヤくよりも、コミティアに行った方が健全に精神が回復できる気がしました。

ちなみに超ニッチなジャンルとか、針穴めちゃくちゃ小さい癖(へき)をどストライクで突いてくるような素晴らしい作品がたくさんあるので、初めて行かれる方は前日にたくさん食べて寝て体調を整えることをおススメします。ライブ狂人で大飯食らいの私は、疲れて人に酔うことや足が動かないみたいなことは無いのですが、それでも翌日は非常に疲れております(笑)体が資本ですからね。労わりつつ楽しみましょうね...!

この記事が、初めてだけどコミティアに参加してみたい!という方のお役に少しでも立てたら幸いです。

次回は先日終幕した、TOKYO ISLANDというフェスの公式アンバサダーとして漫画を描かせていただいたことのウラ話?を書こうかなと考えています。

voicyも更新したいな。
やりたいことたくさんあるなあ。

という訳で、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
寒くなるのでご自愛くださいね。

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