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分析屋さんを分析してみる

noteを書き始めて、他の人のnoteを見るようになった。
そこで気づいたのだが、世の中には「分析屋さん」が多いようだ。
今回は「分析屋さん」について分析したことを書き綴っていく。


分析屋さんの特徴

分析屋さんの多くは、的確に分析をしていると思う。
もちろん、想定、仮定を多々含む分析結果だが、分析結果はしっかりとしている。

また、比較的真面目な人が多い。
しっかりと分析することにプライドを持っていると思う。
分析をするためにしっかりと時間を使っており、それが自らのためになると信じていると思う。

分析屋さんの弊害

はっきり言おう。
その分析は役に立っているか?
自分の目標を達成するために、その分析が必要なのか?
ここが的を得ていない人が多い気がする。

例えば、仕事が上手く行かない時、一緒に仕事をした人の行動を分析する人がいる。
これは本当に必要なのか?
自分の行動は「変数」であり、自分で変えることができる。
しかし、他人の行動は「定数」であり、そうそう変えることはできない。
その「定数」を分析する必要があるか?
「定数」の値さえ知っていれば良いのではないか?

こういうタイプの分析屋さんは、自分のことも分析ばかりする傾向がある。

――― これこそが分析屋さんの弊害だ。

例えば、少し関わった仕事を分析して、自分に合う合わないと分析する。
そこで合った人の動きや価値観を分析し、自分と比較する。
こんなことをやって、自分が前に進むことができるのだろうか?
そもそも、目標を見失っていないか?

分析よりも重要なことは、動くことだ。
私の感覚だと、1考え、9動く。
そのくらい、動くことのウェイトが重い。

分析屋さんは、これが逆だ。
9考え、1動く。
これでは、現実の中で目標に近づいていけない。

フリーランスの分析屋さん

この分析屋さんがフリーランスの場合、さらに残念なことが起きる。
事業を営む時は、あまりにたくさんの想定外のことが起きるからだ。
また、どれだけ考えても正解がない問題も多い。

この場合「考えがまとまらないと動けないタイプ」の分析屋さんは、ずっと同じ位置から動かなくなってしまう。
9.9999考え、0.0001動く。
こんなことをしていても、現実の自分のポジションは変わらない。

――― 結果、自称フリーランスのまま。

noteの世界で自分の考えを公開している人たちの記事を見ていて、このパターンの人がけっこう多いことに驚いた。
正直、そういう人は、noteで記事なんて書いている場合ではないと思う。

事業が成功する世界線とは?

間違いなく、1考え、9動くことだ。
目標に関係ない分析など、要らない。
自分自身の考え、特性、傾向の分析なども要らない。
ただ、事業に関係することだけを分析した方が良い。

それも、ゆっくりと分析している暇はない。
考える時間は1、動く時間を9取ること。
1の時間で考えがまとまらないのは、考える速度が遅いからだ。
それは場数を踏んで鍛えるしかない。

事業が成り立っている人の殆どは、決断が速い。
決断に慣れている。
必要なことだけに集中して、他はカットする。
そこに時間を掛けることが無駄だと知っている。
そして、何よりも大切な時間を「実働」に使う。

――― ウジウジと考えている人は実働の場数が足りない。

9動けば、何かが起こる。
正解か失敗かも分からないことの方が多い。
どれだけ考えても無駄なことは無駄。
実働こそ、全て。

そして、速度感が重要だ。
即分析、即判断、即決断、即行動。
立ち止まったらいけない。
とにかく、動きまくる。
これでやっと、事業者は成功の入り口に着く。


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