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公安警察に囲まれたという話
私は公安警察に囲まれたことがある。
もちろん、逮捕はされていないし、悪いこともしていない。
それでも、公安警察に囲まれた。
今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。
公安警察は突然やってくる
それは、2008年の出来事だった。
当時、私は26歳。
2005年に会社を立ち上げ、オフィスを構えて間もない頃だったと記憶している。
ある日の通勤中。
父親から電話が掛かってきた。
電話に出ると、暗い口調でこう言った。
――― 警察がお前に会いに来たぞ
当時、まだ本籍が実家となっていたため、警察は実家へ行ったのだろう。
しかし、私には身に覚えがない。
何となく嫌か予感がしながらも、会社へ着いた。
私の会社は道路沿いの1階に有る。
その会社の入り口のカギを開けて、ドアを開けた瞬間。
1.エスティマが会社前の駐車場へ凸撃
2.すぐさま車から4人が降りて来る
3.その内、3人が私を取り囲む
4.残りの1人が「こういう者です」というアレ
一瞬の出来事だった。
私が会社のドアに手をついている間に、1~4の動作が完了した。
おそらく、私が会社に来るタイミングを狙っていたに違いない。
――― こうして、自分の会社の入り口で取り囲まれた
もちろん、身に覚えはない。
しかし、先方が「くだらない寸劇」を披露しているようには思えない。
「ギャグ」でもなさそうだ。
一体、これは、何の騒ぎだ?
公安警察が凸した理由
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