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変数の無いループは嫌い
私は、変数の無いループが嫌いだ。
簡単に言うと「変化の無いことの繰り返し」が苦痛ということだ。
今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。
プライベートの場合
例えば、以下のようなループパターンが苦手だ。
・いつも同じ店
・いつも同じメンバー
・いつも同じ昔話
・いつも同じ苦労話
・いつも同じ下ネタ
・いつも同じカラオケの曲
仕事ではないので、そこに生産性を求めているわけではない。
しかし、気持ちの面で特に発展することもなく、辛い。
新たな刺激を受けることなく、失う時間が惜しい。
ビジネスの場合
これは分かりやすい。
・高確率で同じミスを何度も繰り返す
・毎回同じクオリティーで進化がない
・いつまで経っても業務の幅が広がらない
こういった会社、人とは、いつか「お別れ」の時が来てしまう。
逆に、自社、自分がそうでないか、いつも不安だ。
――― 新しい価値を提供する
言葉で言うのは簡単だが、実際は決して簡単なことではない。
団体、組織の場合
プライベート、ビジネス、ボランティア活動、その他どれであっても同じだが、何かをする時には「集団」となることが多い。
こういった場合は、決まって「変数の無いループ」に成り勝ちだ。
・前回と同じやり方でやる
・変更を加えるのはNG
・前任者のお墨付きが必要
・先達の意見を聞かなければ判断できない
こうなって来ると、途端に抵抗を感じてしまう。
もちろん、過去の結果や実績は重要なものだ。
しかし、変化を加えるためのボーダーが高くなると息苦しさを感じてしまう。
実際、古くから有る多くの団体は「変数」を失っていると思う。
「右肩下がり」の実績数値を目にしても、なお変化を嫌う。
逆に、自然に解散、消滅することには、抵抗がないようだ。
――― もちろん、それが悪いわけではない
沈みゆく船も、沈没するまでは「豪華客船」なのかもしれない。
自由に行き先を決めることができても「ボロ船」では心許ないかもしれない。
ただ、どちらにしろ「変化が許されない」なら、その船からは降りることをおすすめする。
この世は「変数」で溢れているというのに、もったいない。
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