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ヘップってなんなん?【ヘップ親父の現在】 Vol.9

ヘップってなんなん?
ヘップの名称の語源として1954年、映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンが履いていたフロントオープンバックレスサンダルを親しみ込めてヘップサンダルと呼ばれた事だと業界では言い伝えられています。そのヘップサンダルを通称ヘップと業界で呼んでいます。著作権の問題があるかもしれないので画像は載せることが出来ませんが、アン王女(オードリーヘップバーン)が街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがありますよね。そのシーンの履物がヘップの語源と言われてます。興味のある人は休日に映画観てみて「ローマの休日」だけに笑

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その後、新工場で知り合った工場長と意気投合、彼の故郷の地区で工場を探し彼と前の商社の通訳と3人でチーム結成。

工場の品質も問題無し。靴問屋さんとも順調。そして、アパレルさんの商品を作るようになる。しかしまた試練が、チームの要の彼が他界、突然の出来事で唖然となる。

それに追い討ちをかけるように、今度は工場が廃業。中国進出から19年。中国生産からの撤退。

これまでお世話になった通訳さん達には心から感謝してると伝えたい。
この御恩は忘れません。ありがとう。
我永远不会忘记这份恩情。 谢谢

2016年をもって中国生産から撤退し、国内生産にシフト。
撤退の2.3年前に、皮革サンダルを生産していた事を知っていた問屋の担当者から皮革靴の生産の相談を受けた。先ずは皮革サンダルから

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その後、皮革靴の生産を研究しサンプル作成、そして生産出来るルートも確立することができた。

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中国撤退後は、売上もかなり落ち込み苦しんでいたが、皮革靴を生産する事で、展示会にも皮革靴を展示してみた。すると別の靴問屋さんとも取引が始まる。

ヘップとは別の職場で皮革を使った商品を作っていたので、お互いの職場を侵食することなく、スムーズに生産体制を確立できた。

そうこうしてる時、ある青年が訪れて来た。新しいブランドを立ち上げたいので、生産工場として協力して欲しいとのこと。

まだ、履物業界に入って数年とのことではあるが、真っ直ぐな性格で、ストレートを投げてくる。久々の感覚。
ヘップ職人として協力できないとは言えない。

2019年からは、若き青年のブランド立ち上げ、大手メーカー様からのOEM受注で(靴問屋さんは間に入るが)順調に進んでいた。

OEM商品は、初回発注分納品後すぐさま追加発注を受けた。で年末に納品。新色の受注もうけ、2020年、年明け1月には納品。そして、春と秋に納品で受注頂く直前まで話が進んでいた。

また、青年のブランドもできるかどうかわからないような設計など、いろいろ意見でぶつかったが、父からの教えで「どうすればできるか」方法を考える。

最初のサンプルが完成した時は、やはり嬉しいものだった。次は異例の販売価格に驚いたが、彼の突破力には驚かされる。順調にブランド化に成功し、大手ブランドともコラボするまで急激に進行している。

2020年、コロナウィルスが日本を襲う。皮革靴のOEMは春と秋の納品分が保留となり、間に入って頂いてる靴問屋さんも商談が出来ずにっちもさっちもいかない状態。

ただ、青年のブランドについては、コロナウィルスの影響がないかと言えば多少はあったが、順調に進んでいる。今も、新商品の開発に日々取り組んでる。

そしてヘップ親父としては、悪戦苦闘してる中一筋の光が、そうSNS活用。
娘と先程登場の青年の影響かSNS(instagram•Twitter•Facebook•note•そしてclubhouseまで)に挑戦。

今までは、問屋さんを介するBtoB(Business to Business)モデル中心だったが、今後はより消費者に近いBtoC(Business to Consumer)モデルにもチャレンジを考えるに至った。

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そして、今年の4月storesとbaseにONLINE SHOPを立ち上げた。覗いて頂けたらお探しの靴やサンダルなど見つかるかもしれませんのでぜひご覧ください。

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ヘップ親父渾身の•••(買ってください笑)
https://marusanfootwear.stores.jp/
https://marusanfw.thebase.in/


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