ヘップってなんなん?【履物の産地について】 Vol.23
ヘップってなんなん?
ヘップの名称の語源として1954年、映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンが履いていたフロントオープンバックレスサンダルを親しみ込めてヘップサンダルと呼ばれた事だと業界では言い伝えられています。そのヘップサンダルを通称ヘップと業界で呼んでいます。
著作権の問題があるかもしれないので画像は載せることが出来ませんが、アン王女(オードリーヘップバーン)が街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがありますよね。そのシーンの履物がヘップの語源と言われてます。興味のある人は休日に映画観てみて「ローマの休日」だけに笑
履物の種類は、靴・スリッパ・サンダル(ヘップサンダル)・下駄・軽装履などに分かれています。その産地も大体が決まっています。(あくまで私の解釈ですが)
靴製造は、東京都・兵庫県・大阪府で多く。その中でも東京浅草の革靴、兵庫神戸のケミカルシューズ、大坂西成の革靴や生野のケミカルシューズなどです。
スリッパ製造は、山形県で多く。特に河北町で多く生産されてるそうです。
サンダル製造は、大阪府・静岡県で多く。大阪生野のサンダル、静岡市のサンダルは弊社と競合する工場が多い地域でもあります。
下駄製造は広島県・大分県・静岡県で多く。特に広島の福山市・大分の日田市などが有名です。
そして奈良県では郡山市の革靴・私の地元御所市、そして大和高田市、王寺町等ではヘップサンダル・三郷町の軽装履などいろんな種類の履物が作られています。
靴のに関しては西洋から入って、明治初期に日本で製造されるようになったそうで、ちなみに3月15日は靴の記念日だそうです。
また、日本のスリッパは元々は靴を履いたまま履く履物がルーツと何かで読んだ覚えがあります。それが原因かはわかりませんが、左右が無く、そしてフラットなのではないかと思います。
そして、ヘップサンダルや軽装履は、草鞋や草履、下駄をルーツにそれぞれ産業化して現在の形に変化していると聞いております。
中には100年以上の歴史をもつ工場もあります。
ちなみ靴の記念日があるならほかの記念日とかもあるかなと「一般社団法人日本記念日協会」で検索したところ
スリッパを楽しむ日が3月8日
下駄の日が7月22日
ビーチサンダルの日が8月3日
などありました。(靴で検索したら別の記念日がずらりw)記念日の成り立ちについても書いてありますので、もしよろしければ検索してみてください。
産地について浅く書いてみましたが興味がわいてきましたのでいつかもう少し詳しく調べてみたいと思います。
今回は履物全体についての投稿になっています。同じ足元の製造に関わる業界として、見出し画像の真っ白な地図にこれから色々なカラーをつけていくように日本全体を一緒に盛り上げていきたいという思いからです。
本当に浅くですが、私なりの解釈で今回も書いています。間違いがあってもどうかご了承お願いいたします。
ヘップ親父渾身の•••(買ってください笑)
https://marusanfootwear.stores.jp/
https://marusanfw.thebase.in/