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ヘップってなんなん?【田舎工場からの挑戦 五章】 Vol.39

ヘップってなんなん?その語源として、1954年の映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンふんするアン王女が、街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがあります。
この時に履き替えた「フロントオーヘッププンバックレスサンダル」を親しみ込めて「ヘップサンダル」と呼ばれた事を業界では語源と言い伝えられています。
そのシーンは、王女からの解放感を「ヘップサンダル」を通して表現しているのではないかと私なりに解釈しています。
街を歩くのに最適で履き心地の良い、そして決して高価でなくてもお洒落な「ヘップサンダル」を、私はこれからも作り続けていきます。

今進めているブランディングについて

先日ある方からお聞きした事が心にスッと落ちてきました。

たとえば、◯◯といえば◯◯。というふうに、それぞれのブランドのモノが思い浮かんできます。

そういうふうにマルサンフットウエアーといえば◯◯と言うふうにしていかないと、ブランディングにはならないよ。

なるほどそうやな。

一つのモノを作って売れないからこれはやめて次のモノづくり。

こうなってしまうと果てしなく作り続けることになってきます。

やはり自分の納得できるモノをお客様に届けるために、すぐやめるのではなく、作り続けることの大切さを改めて実感した。

数あるビックブランドもベーシックアイテムはずっと作り続けている。その中にも時代に合わせた微調整を繰り返しているということを聞いたことがある。

そのためにもブランドロゴの見直しから始めることにしている。

たとえばどのブランドロゴにもmarusanのロゴを入れた形にする方向で考えている。

by marusanfootwear や 
marusanfootwear leather sandalsのように

こうすることでそのロゴだけ見てもmarusanfootwearが作っていることを知っていただくことになるという感じです。

創業66年、田舎の履物工場。祖父が創業し父が受け継ぎ私へとバトンが引き継がれてきました。

祖父が三郎で屋号がマルサン。父が通之で道を作り私が安雄で安定される。その思いで家業を継いで32年。

私が作る履物は、足を想い履き心地を追求した逸品と自負しています。

これからもお客様に笑顔を届けるためのモノづくりを続けて、そしてそこにブランドロゴという魂を吹き込むことを考えながら一歩ずつ進んでいこうと思います

marusanfootwear leather sandals ベーシックアイテム。
これに続くアイテムの追加中。

追加するベーシックアイテムでクラファンにも挑戦します。

そして、ニックネームも今までの「ヘップ親父」から「マルサンのおやじ」へと変えました。

さあこれからも田舎工場の挑戦は続けていきます。


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