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脱居候、子供と2人暮らしって実際どう?

2020年春より、実家義実家の居候を切り上げて、当時3歳児の息子マンスリーマンションで暮らしはじめました。

当時は2020年のGWには中国に戻れるだろうと考えてましたが、まさかこんな長居することになるとは…

約一年暮らして、良いこと悪いこと色々あったので羅列してみます。

脱居候を考えてる方の参考の一つになれば幸いです。


良かったこと

1.自分のキッチンが持てる

実家や義実家でも必要な食料品はもちろん買って食べられますが、10年前に出た実家、一度も同居したことない義実家で思い通りに行うのは難しいもの。

小さい子供が居ると尚更です。

また、衛生面での価値観の違いも私には大きかったです。

布巾は布を繰り返し使うのか?不織布を使い捨てるのか?食器用スポンジと肉用スポンジを分けるのか?等々…

私は潔癖症ではありませんが、小さい習慣の違いの積み重ねがとってもストレスでした。

とは言ってもいつまで居るとも知れない、ただの居候が口出すのもおかしいし。

なのでマンスリーで生活し始めて、自分の納得いくようにキッチンを管理できるようになったのは本当に楽でした。


2.家で自由に振る舞える

1とも重複しますが、子供が寝たあと、テレビを見にリビングに出たり、リモート飲み会したり、趣味に打ち込んだり。

実家だと自分の部屋が、義実家だと旦那の部屋がベースになり、夜に何となく出にくかったりして。

24時間好きに過ごせるのは本当に楽でした。


3.中国批判を聞かなくて済む

中国に一度も足を踏み入れたことのない人からすると、どうしてもメディアから中国の悪いところばかり伝わってしまうもの。

しかし、そのニュースで聞き齧った中途半端な情報を親族から聞くのが辛かったです。

(良かれと思って、情報共有をしてくれてるんだとは思います。)

「中国に行ったこともない、中国語を話したこともないのにどうして言い切れるんだろう、私に言ってどういう気持ちにさせたいんだろう?」

もちろん私も表面をかじっただけなので、反論出来るような知識は持ち合わせてません。

でも家族が離れ離れになっていつ会えるか分からないという状況の中、

近い存在の人からそんな言葉を言われるのがストレスでした。

そもそも私自身中国に戻るつもりで生活してるのに。

なので自分で情報を取捨選択できるようになったのは生活が穏やかになったなと思います。


4.初期費用かからず入居できる

家具家財備え付けのマンスリーの場合、スーツケース数個の荷物で入居することが可能です。

いつ退去することになるか分からない我が家の場合、身軽に入居できるマンスリーは気持ち的にも、費用的にもとっても楽でした。


悪かったこと

1.体調を崩した時しんどい

2020年秋に風邪を拗らせ1週間ほど寝込んでいました。

一人ならまだしも、子供が居ると特に食事やお風呂が大変。

しばらく食事はすき家やなか卯のテイクアウトスーパーのお惣菜を必死に買っていました。

この時子供と共倒れにならなかったのは不幸中の幸いの幸いと思っています。


2.防犯、災害に関する不安

母子の2人暮らしなので、どうしても非常時に対する不安はあります。

1年間暮らす中で、こんなトラブルがありました。


1)早朝玄関を開けようとする人の姿

ある日の朝、玄関から物音。

「物が落ちたかな?」と見に行ってみると、玄関を開けようとしている男性?の影が(°_°)

「何ですか?!」と大声を出すとすぐに去っていきましたが、本当に怖かったです。

すぐに警察、管理会社に電話。

警察は約10分後に到着、事の顛末を話しましたが、「実際の被害は出ていない、物の破損もない」ということで「パトロール気をつけますね〜」くらいの緩い感じで帰っていきました。

なんだそれ。

管理会社はその日のうちに来てくれ、監視カメラと監視カメラアピールの張り紙の設置をしてくれました。感謝〜

その後こんな怖い経験はありませんが、外泊時は貴重品周り全部持ち出す事、普段は玄関開けてすぐに自転車等障害物を置き、人がすぐ入って来れないよう気をつけています。


2.トースターから出火

これは完璧に私のミスなのですが、トースターでグラタンパンを温めようとした時、

無精をして付属の紙がついたまま入れてしまい、油が染み込んでいたのか運悪くそこから出火。

(出火、といってもトースターの中で火が少し出る程度でした。)

慌てて水をかけて消火(この時の水の命中率は神がかってた)

その後万が一があると心配なので消防署に電話し、防災の点検をしてもらいました。

結果問題はなかったのですが、その後「なぜマンスリーに母子で住んでるのか?」「父親はどこにいるのか?中国にいる?ということは中国人なのか?」

本題に関係ないことを聞かれ、何やらメモしていて嫌な気持ちになりました。

そもそも旦那は今日本に住民票も置いてないのに、なぜ細かく聞かれないといけないのか?

普段はこんなこと言いませんが、面倒だったので「旦那は駐在員です」と言うと黙ってくれましたが、もうちょっと言い方どうにかならなかったのかな、と思う経験でした。


3.マンスリーマンションの場所に住民票を置けない

例外はあるようですが、基本マンスリーマンションの住所には住民票を置けません。

(管理会社などによって違うかもしれません。我が家の場合です。)

https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00588/

大人が生活する分には困りませんが、お子さんがいる場合、住民票のある市町村内の医療機関にかかると医療費の助成が出ますよね。

もちろん手続きをすれば返ってくる場合もありますが、市町村によりけりです。

また、子供を保育園または幼稚園に途中入園させようとする場合、必ず住所の記載があるので、その都度説明をしなければなりません。

相手が理解してくれればそれまでの話ですが、住民票を置けない中子育てをするのは、こんな煩わしさがあることを初めて知りました。


以上長々と書いてしまいましたが、我が家としては脱居候をして良かったかな〜と思っています(^^)

何よりも、実家や義実家に、「いつでも遊びにおいでね〜(^^)」と言ってもらえる距離と関係性を維持できてるのが我が家にとってのメリットかも知れません。

もちろん困り事や勉強になる事ありますが、身軽な事が今の強みでもあるので、どうにもならない事が起きたらその都度対応して生活していこうと思っています。(^o^)

ここまでお読みいただきありがとうございました(^o^)

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